鼻中隔延長手術で鼻先を斜め下方向に出した症例写真
- 年代 / 性別
- 20代 / 女性
- 診療科目
- 鼻中隔延長(鼻先を大きく下方に延ばす)
Before
After(6ヶ月後)
Before
After(6ヶ月後)
Before
After(6ヶ月後)
術後の経過
■術後の経過:正面
手術前
手術前です。
鼻中隔延長手術で鼻先を斜め下方向に出すことになりました。
手術直後
手術直後です。
同時に二重まぶた全切開法も行っているので、目も腫れています。
ギプス固定は3日間する予定です。
1週間後
1週間後です。
抜糸をしました。
まだ鼻先が全体的に腫れています。
6ヶ月後
6ヶ月後です。
ほぼ完全に腫れは引いています。
■術後の経過:下から
手術前
手術前です。
手術直後
手術直後です。
1週間後
1週間後です。
6ヶ月後
6ヶ月後です。
■術後の経過:右側の耳
手術前
手術前の耳の状態です。
延長に使用する軟骨は、片側の耳甲介軟骨を採取することにしました。
手術直後
手術直後の耳の状態です。
耳甲介軟骨は耳の裏側より採取し、枕固定しました。
枕固定は1週間行います。
1週間後
1週間後の耳の状態です。
耳の枕固定を外しました。
6ヶ月後
6ヶ月後の耳の状態です。
耳介の変形はありません。
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担当医:高須幹弥 医師
診察させていただいたところ、全体的鼻があまり高くなく、鼻筋があまり通っていない上に、鼻先が潰れて上に上がっている状態でした。
また、やや鼻の穴が大きめで、その上、鼻先が上に上がっているために、正面から見て鼻の穴が目立つ、いわゆるブタ鼻の状態でした。
全体的に鼻の形を整えるためには、シリコンプロテーゼで眉間の下から鼻根~鼻背を高くして鼻筋を通し、小鼻(鼻翼)縮小で鼻の穴を小さくし、鼻先に耳介軟骨移植か鼻中隔延長を行い、鼻先を斜め下方向に出すのが望ましいです。
今回は、患者様の希望もあり、鼻中隔延長のみを行い、鼻先を安全な範囲内、自然な範囲内で斜め下方向に出すことになりました。
手術は局所麻酔下に行い、片側の耳甲介軟骨を採取し、オープン法に準じて鼻中隔軟骨を露出し、耳甲介軟骨をオーバーラップさせて固定して鼻中隔軟骨を延長しました。
固定した耳甲介軟骨に大鼻翼軟骨を固定して、皮膚縫合しました。
その結果、鼻先が程よく自然な範囲内で斜め下方向に出て、ブタ鼻がかなり改善しました。
また、正面から見た状態で鼻の穴が見える面積も減少しました。