GIDの患者様に対して、皮膚を切除せずに乳腺除去を行った症例写真
20代 / 女性
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施術方法
女性化乳房除去 / 乳房切除(性同一性障害 GID FtM)
担当医からのコメント
高須幹弥 医師
20代のGID(性同一性障害)の患者様です。
身体は女性ですが心は男性であるため、女性のバストを男性化する手術を希望されていました。
バストはEカップあり、かなり大きめでした。
通常この手術は、小さめのバストは皮膚を切除しないで脂肪吸引と乳輪の下半分を切開して行う乳腺除去を行い、大きめのバストは脂肪吸引と余分な皮膚を切除して行う乳腺除去を行います。
しかし、皮膚切除を行うと、胸に大きな傷が残ってしまいます。
この方は年齢が若く、皮膚の収縮力が強いため、皮膚を切除しないで乳輪の下半分の切開のみで乳腺除去を行い、周りの脂肪は脂肪吸引をすることになりました。
術後は多少皮膚のたるみが生じ、シワができましたが、膨らんだバストは平らになりました。
元の身体が女性であるため、華奢な体つきのままなので、男性ホルモン注射をして、筋トレで大胸筋を鍛えれば胸板が厚くなり、更に男性的な体つきになります。
伸びてしまった皮膚の収縮力は、若くてコラーゲン繊維の豊富な皮膚のほうが強いです。
若い女性が出産した後のお腹の皮膚は引き締まりますが、ある程度年齢がいった女性の出産後のお腹の皮膚がたるむのと同じ理屈です。 -
料金
乳房切除(性同一性障害 GID FtM)
乳腺除去+脂肪吸引の場合 ※脂肪吸引は取る脂肪の量によって料金が変わります。 乳腺除去 ¥440,000~660,000(税込) / 脂肪吸引 ¥418,000~627,000(税込) / 乳房を皮膚ごと切除する場合 ¥1,760,000(税込)【銀座高須クリニック、名古屋、大阪】 -
リスク・副作用・合併症
乳房切除(性同一性障害 GID FtM) 授乳する機会の損失・胸の再構築(女性として生きたいと思った場合)仕上がりのわずかな左右差(完璧なシンメトリーは不可)傷跡が肥厚性瘢痕やケロイドになる可能性元のバストが大きいと、乳輪の傷跡の治るのに時間がかかる場合がある手術後の血腫
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