脱毛というと気温が暖かくなり、薄着になる時期に気になり出すもの。しかしながら、その時期に始めても残念ながら間に合いません。薄着の時期にムダ毛の処理を終えておくにはいつから始めるのがよいのか、ベストなタイミングを紹介するとともに、医療レーザー脱毛の仕組みについても解説します。
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ボディ薄着の時期に間に合わせるなら、脱毛の始めどきはいつがよい?
医療用レーザー脱毛の仕組み
医療用レーザー脱毛は、黒色または茶色に吸収される波長のレーザーを皮膚に照射し、毛根の周辺組織にダメージを与えることで発毛をストップします。レーザーを照射するだけなので早く快適に、そして永久的にムダ毛の悩みから解放されるというメリットがあります。
- 医療レーザー脱毛 脱毛までの流れ
エステサロンで行われている脱毛(光脱毛)も基本的にはこれと同じ仕組みですが、レーザーの出力がまったく異なります。そのため医療用レーザー脱毛のほうが、より短期間かつ短い施術時間で脱毛することができます。
また高須クリニックで導入しているメディオスターNeXT、ジェントルマックスプロは、太い毛はもちろん柔らかい毛や産毛にも大きな効果を発揮する特徴があり、ワキや手足、そして顔を含めた全身をレーザー脱毛することが可能となっています。
医療レーザー脱毛の特徴
- 毛根の周辺組織にダメージを与えて、永久的に発毛をストップ
- 短期間、少ない回数で確実に永久脱毛
- 柔らかい毛や産毛にも効果あり
- ワキや手足はもちろん、顔も含めた全身の脱毛が可能
- 照射速度が早いので、短い施術時間で終了
- 肌へのダメージが少なく、火傷の心配なし
- 施術中の痛みが少なく、術後も普段どおりに
医療用レーザー脱毛を行うときの注意点
医療用レーザー脱毛の始めどきについて触れる前に、まずは注意点をいくつか簡単にご紹介しておきましょう。
注意❶
レーザー照射後は紫外線に当たらない
レーザーを照射した後の肌は、やけどを負ったような状態になっています。そのため、ターンオーバーが完了するまでの2~3ヶ月間はなるべく紫外線に当たらないよう注意する必要があります。そもそも外出を避ける、室内にいても日焼け止めをしっかり塗る、外出時は日傘を使うなど、紫外線から肌を守る工夫をしておきましょう。
レーザーを照射することで肌は定期的にムダ毛がなくなり、ツルツルになりますが、それに喜んで長時間外出するなどということはおすすめできません。注意しましょう。
注意❷
照射中は目を閉じる
レーザーを照射する際は一瞬まぶしい光が出ます。この光を直視するとキケンなので、施術中は必ず目を閉じていてください。目を閉じていれば光が直接目に入ることがないので大丈夫です。
なお、レーザーの照射時には輪ゴムで弾かれる程度の軽い痛みがあります。我慢できないほどの痛みではないですが、中には不安な方もいるでしょう。そのような方のために、事前に痛みのチェックをしていただくことが可能です。施術前、脱毛したい部位にテスト的にレーザーを照射します。このときにどの程度の痛みがあるのかをご確認いただけます。
医療用レーザー脱毛を始める時期=脱毛を完了しておきたいタイミングの最低6ヶ月前
医療用レーザー脱毛は一度レーザーを照射したら、その後は約6~8週間ごとに照射を繰り返し、永久的な効果を目指します。何回くらい照射すればよいかについては個人差が大きいのですが、一般的な女性のワキ脱毛の場合、5回程度は照射が必要です。
例えば10月1日に最初の照射をし、6週間のインターバルでその後の5回の照射を行う場合、スケジュールは以下のようになります。
照射回数 | 日付 | インターバル |
---|---|---|
1回目 | 10月1日 | 10月2日~11月11日 |
2回目 | 11月12日 | 11月13日~12月23日 |
3回目 | 12月24日 | 12月25日~2月3日 |
4回目 | 2月4日 | 2月5日~3月17日 |
5回目 | 3月18日 | |
3月後半に照射完了! |
最初の照射から5回目の照射完了まで、ほぼ6ヶ月かかっています。そのため、少なくとも脱毛を完了したい時期の6ヶ月前には脱毛を開始しておく必要があります。しかも実際にはきっちり6週間で照射することが難しい場合もありますし、5回で完了しない場合も多々あります。6ヶ月はあくまで目安のひとつとして考え、実際は期間を長めに取っておくのがよいでしょう。
大体どれくらいの期間が必要なのかについては、高須クリニックではカウンセリング時に担当の医師が判断します。実際の毛の様子を確認して判断するので、あまり誤差のないスムーズなスケジュールが組まれます。医療用レーザー脱毛を考えている方はまず、クリニックに相談してみてはいかがでしょう。
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