レーザー脱毛の基礎知識
誰でも気になる“むだ毛”ですが、単純に脱毛すればよいというわけではありません。
毛には身体を外敵から守る為に様々な部位に生えている訳ですから、毛の役割を把握し負担の少ない自然な脱毛が必要になります。
レーザー脱毛のメカニズム
抜け替わる周期(毛周期)
皮膚は約28日の周期で古い細胞から新しい細胞に生まれかわっていますが、毛にも生えかわる周期というものがあります。この毛の周期は『毛周期』と言われるもので、毛は毛母細胞が分裂を繰り返すことで成長します。
成長過程は“成長期”“退行期”“休止期”の3つのサイクルを繰り返しながら行われています。この毛周期は毛1本1本違うようで、それぞれが独自の周期を繰り返しているのです。全部の毛が同じ周期だったとしたら一気に生えたり、一気に抜け落ちたりすることになりますが、そのようなことはないのでやはり1本1本違った周期を持っていることになります。脱毛にはその周期をうまく生かして数回にわけて施術することが一般的です。
脱毛は“成長期”“退行期”“休止期”の毛周期を年間通じて数回にわたって行われるのが一般的です。
休止期では完全に毛が抜け落ちます。毛乳頭は活動しなくなり、約3ヶ月から1年間休み、再び成長期に向かって毛を作る準備に入ります。このようなサイクルを繰り返しながら全ての毛は生えかわりをしているので、ムダ毛を処理する場合もこの周期を考えながら行うと効果的です。
処理の方法はさまざまありますが、成長期に処理するのが最も効率がよく、この時期にレーザーなどで毛母細胞を破壊すると、それから毛は成長が出来なくなり、結果生えなくなります。
どちらにしても脱毛にはある程度の時間がかかることは理解しておくことが必要です。
脱毛のしくみ
永久脱毛とは、毛を毛根から破壊して再び生えてこないように、処置することです。毛には、皮膚の表面に出ている部分と、皮膚の中に埋まっている部分があります。(*表参照)皮膚に埋まっている部分は、毛根と呼ばれ、さらにその根には毛を作り出す、毛乳頭や毛球部と呼ばれる部分があります。
自己処理で、目に見える部分のむだ毛を剃ったり、抜いたりしても、皮膚の中の、毛根が残っていれば、むだ毛は何度でも生えてきます。毛根から破壊して再び生えてこないように処置するため永久脱毛となるのです。
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