レーザー治療の効果が乏しかった肩の大きな入れ墨を2回に分けて手術で切除した症例写真
20代 / 女性
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施術方法
刺青(タトゥー)除去
担当医からのコメント
高須幹弥 医師
20代女性の患者様で、肩の入れ墨を除去したいというご要望で来院されました。
診察させていただいたところ、肩に大きな入れ墨があり、レーザー治療を受けている痕跡がありました。
他院でレーザー治療を複数回受けており、最初のうちは段々薄くなったらしいのですが、治療を重ねることに段々レーザーの効果がなくなっていき、最後のほうはほとんど効果がなかったとのことでした。
この患者様のように、黒色や青色の入れ墨であれ、濃い色素が真皮の深い層や皮下脂肪まで入っていると、レーザーが届かず、完全に色が消えることがありません。
そのため、外科的手術で入れ墨を除去することになりました。
この患者様の入れ墨の場合、剥削手術で一度に除去してしまうか、6ヶ月以上空けて2回に分けて切除縫縮手術するかのどちらかになります。
患者様は、時間がかかってもいいので、できる限り綺麗にしたいというご要望であり、2回に分けて切除縫縮手術することになりました。
2回の手術が終った後、入れ墨は完全に除去され、1本の細い傷跡になりました。
剥削手術では入れ墨と同じ面積の瘢痕が残り、火傷跡のようになるため、最も綺麗に除去するのであればこの方法がベストであったと考えられます。 -
料金
刺青(タトゥー)除去(レーザー)
1cm×1cm ¥10,000 / 線状の入れ墨の場合 1cm ¥10,000【全院】刺青(タトゥー)除去(切除縫縮)
顔面以外の入れ墨を単純に縫合する場合の目安 1cm ¥25,000【東京、横浜、名古屋、大阪】※また、単純に直線で縫合するのではなく、複雑な手術になる場合は料金が割増になります。
刺青(タトゥー)除去(剥削)
ハガキ大サイズ ¥500,000【東京、横浜、名古屋、大阪】刺青(タトゥー)除去(皮膚移植)
ハガキ大サイズ ¥600,000【東京、横浜、名古屋、大阪】 -
リスク・副作用・合併症
刺青(タトゥー)除去 完全に除去しきれない(黒や青以外の入れ墨の場合)手術後に処方する抗生剤や痛みどめによるアレルギー症状傷跡が肥厚性瘢痕やケロイドになる可能性(切除縫縮手術)傷跡が肥厚性瘢痕やケロイドになる可能性(剥削手術)手術後の血腫
術後の経過
手術前
手術前です。
他院で複数回レーザー治療を受けています。
入れ墨の色は薄くなったのですが、これ以上はレーザーの効果がなく、手術で切除縫縮することになりました。
面積が大きく、1回では切除できないため、2回に分けて切除することになりました。
1回目手術直後
1回目手術直後です。
ほぼ7~8割程度切除することができました。
局所麻酔注射などの影響で腫れています。
1回目手術後1週間
1回目手術後1週間です。
抜糸をしました。
1回目手術後1ヶ月
1回目手術後1ヶ月です。
1回目手術後3ヶ月
1回目手術後3ヶ月です。
1回目手術後6ヶ月
1回目手術後6ヶ月です。
2回目の手術をすることになりました。
2回目手術直後
2回目手術直後です。
完全に切除することができました。
2回目手術後1週間
2回目手術後1週間です。
抜糸をしました。
2回目手術後1ヶ月
2回目手術後1ヶ月です。
2回目手術後3ヶ月
2回目手術後3ヶ月です。
2回目手術後6ヶ月
2回目手術後6ヶ月です。
2回目手術後1年
2回目手術後1年です。
まだ傷の赤みがありますが、月単位年単位でもっと綺麗になっていきます。
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※ 施術方法や施術の流れに関しましては、患者様ごとにあわせて執り行いますので、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
※ ホームページ上で掲載されている価格は税抜表示となっております。ご来院時の消費税率にて清算させていただきます。
※ 当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。