入れ墨を2回に分けて切除縫縮した症例写真

20代男性の患者様で、ふくらはぎにハガキ1.5枚分くらいの大きさの入れ墨が入っていました。
お店でプロの彫り師が入れたもので、カラフルな色が非常に濃く入っていました。
カラフルなものや濃い色はレーザーの反応が悪いため、入れ墨を完全に除去したい人はレーザーは適応になりません。
また幅が広いため、切除して縫い縮めることはできないので、剥削手術で1回で削り取ることになりました。
入れ墨は完全に除去することができ、術後は火傷跡のようになりました。
剥削手術と同じような手術で皮膚移植手術という方法がありますが、皮膚移植は背中や太ももから移植する皮膚を採る必要があるため、背中や太ももにも傷が残ってしまう上、約2週間の安静を要し、歩くことができなくなるので、剥削手術のほうが向いています（剥削手術の場合は手術当日から歩くことができます）。

刺青を入れていた皮膚を切除し、1本の傷跡に見えるように縫合しました。
刺青を入れていた跡には見えないと思います。
形成外科の技術でこういった対応が可能です。

足首にぐるりと入っていた刺青（タトゥー）を、剥削手術とレーザーで除去した症例です。
今回の場合は入れ墨が入っている範囲が広かったので、剥削といって皮膚の表面を削る施術を行い、その後に残った色素にレーザーを照射しました。
剥削手術は入れ墨を火傷の跡のようにするため、入れ墨が入っていた箇所には、皮膚の赤みや盛り上りが出ます。それらは年月とともに少しずつ落ち着いてきますが、体質や部位によっては目立たなくなるまで5年～10年という、かなり長い時間を要するケースもあります。

20代女性の方で、二の腕にイニシャルの入れ墨が入っていました。
色は黒、赤、黄、緑が入っており、黒に関してはレーザー治療でもある程度薄くすることができるのですが、完全に消すことは不可能で、イニシャルの文字が読めなくなるほど薄くはできないし、赤、黄に関してはほとんどレーザーは効果がないので、外科的な治療をすることになりました。
外科的な治療は、切除縫縮、剥削、皮膚移植がありますが、この方の場合は二の腕の皮膚にある程度のゆとりがあり、2回に分ければ切除縫縮して1本の目立たない傷にすることが可能であったので、切除縫縮を選択しました。
外科的治療の中ではこの方法が最も目立たないので、切除縫縮できる方はなるべくこの方法でするようにしています。

20代男性の患者様で、ふくらはぎにハガキ1.5枚分くらいの大きさの入れ墨が入っていました。
お店でプロの彫り師が入れたもので、カラフルな色が非常に濃く入っていました。
カラフルなものや濃い色はレーザーの反応が悪いため、入れ墨を完全に除去したい人はレーザーは適応になりません。
また幅が広いため、切除して縫い縮めることはできないので、剥削手術で1回で削り取ることになりました。
入れ墨は完全に除去することができ、術後は火傷跡のようになりました。
剥削手術と同じような手術で皮膚移植手術という方法がありますが、皮膚移植は背中や太ももから移植する皮膚を採る必要があるため、背中や太ももにも傷が残ってしまう上、約2週間の安静を要し、歩くことができなくなるので、剥削手術のほうが向いています（剥削手術の場合は手術当日から歩くことができます）。

刺青を入れていた皮膚を切除し、1本の傷跡に見えるように縫合しました。
刺青を入れていた跡には見えないと思います。
形成外科の技術でこういった対応が可能です。