豊胸シリコンプロテーゼ除去と同時にバスト脂肪注入した症例写真
60代 / 女性
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施術方法
豊胸シリコンバッグプロテーゼを除去と同時に脂肪注入豊胸 / 他院で受けた手術の修正(豊胸・バスト・乳首)
担当医からのコメント
高須幹弥 医師
60代女性の患者様で、約15年前に豊胸手術を受けているとのことでした。
診察させていただいたところ、乳腺下にシリコンバッグプロテーゼが入っており、強い被膜拘縮を起こしていました。
被膜拘縮により、バストがボール状に変形して、感触も硬くなっていました。
患者様は、シリコンバッグプロテーゼを取ってしまいたいというご要望でしたが、ペチャンコの垂れた小さい胸に戻るのは嫌とのことでした。
そのため、シリコンバッグプロテーゼを除去するのと同時に太もも全体とお尻から脂肪吸引し、バストに脂肪注入することになりました。
手術は全身麻酔下に行い、最初に太もも全体とお尻から脂肪吸引し、注入用濃縮脂肪を作成しました。
その後、15年前の豊胸手術のときのワキの傷を再切開し、シリコンバッグプロテーゼを除去し、被膜(カプセル)の周りに脂肪注入しました。
脂肪注入は左右のバストに100cc弱ずつ注入しました。
手術後は、バストはプロテーゼが入っていたときより小さくはなりましたが、被膜拘縮はなくなり、自然な形になりました。
脂肪吸引した太ももとお尻は一回り細くなりました。 -
料金
豊胸シリコンバッグプロテーゼを除去と同時に脂肪注入豊胸
¥800,000※別途脂肪吸引代がかかります【東京、横浜、名古屋、大阪】 -
リスク・副作用・合併症
豊胸シリコンバッグプロテーゼを除去と同時に脂肪注入豊胸 皮膚のたるみ・不自然な凹凸や段差(脂肪を吸引しすぎた場合)バストにしこりができる(脂肪を注入しすぎた場合)内出血(術後)仕上がりのわずかな左右差(完璧なシンメトリーは不可)感染傷跡が肥厚性瘢痕やケロイドになる可能性手術後に水が溜まる可能性
術後の経過
■術後の経過:脂肪注入正面
当院来院時です。
約15年前にシリコンバッグプロテーゼによる豊胸手術を受けています。
プロテーゼは乳腺下に入っていました。
被膜拘縮を起こしており、胸がボール状に変形しています。
プロテーゼを除去し、同時に太もも全体とお尻から脂肪吸引してバストに脂肪注入することになりました。
手術直後です。
元々あったワキの傷痕をまた切開し、プロテーゼを除去し、太もも全体+お尻から吸引した脂肪を注入しました。
1週間後です。
抜糸をしました。
脂肪注入部位、脂肪吸引部位共に内出血が見られます。
3週間後です。
脂肪注入部位、脂肪吸引部位共に内出血は消えましたが、まだ浮腫みがあります。
6ヶ月後です。
ほぼ完全に腫れは引き、完成です。
太ももは全体的に一回り細くなりました。
バストはプロテーゼが入っていたときより一回り小さくなりましたが、被膜拘縮はなくなり、形が自然になりました。
■術後の経過:脂肪吸引正面
当院来院時です。
手術直後です。
1週間後です。
3週間後です。
6ヶ月後です。
■術後の経過:脂肪吸引背面
当院来院時です。
手術直後です。
1週間後です。
3週間後です。
6ヶ月後です。