


教えて、幹弥先生!
切るフェイスリフトと糸のリフトアップ手術だとどちらがお勧めですか?高須クリニック高須幹弥が動画で解説
切るフェイスリフトと糸のリフトアップ手術だとどちらがお勧めですか? 40代女性youtubeチャンネル登録者様からの質問に高須幹弥がお答えします。
目次
ご質問内容の紹介
40代の女性のYouTube登録者様から、「若返りのたるみ治療で、切るフェイスリフト、糸によるリフトアップ、ウルセラやサーマクールといった照射系治療など、さまざまな方法がある中で、どれが一番いいのか、また先生のおすすめはありますか?」というご質問をいただきました。
たるみ治療の種類と特徴
たるみ治療にはいくつかの代表的な方法があり、それぞれに特徴と利点があります。
切るフェイスリフトは、皮膚を切開し、剥離して中の筋膜を引き上げ、余分な皮膚を切除する手術です。
一方で、イタリアンリフトのように糸を皮下に通して引き上げる治療法もあり、こちらは溶ける糸を使って自然にふんわりとしたリフトアップ効果を狙います。
さらに、ウルセラやサーマクールといった照射系の治療では、超音波や高周波のエネルギーを肌に照射することで、皮膚を引き締めてリフトアップを図ります。
患者ごとの最適な治療選び
どの治療が「一番良いか」は一概に言えるものではなく、患者さんの状態や希望に応じて選んでいく必要があります。
たとえば、予算の上限がある方、ダウンタイムが取れるかどうか、あるいは術後に整形をしたことを周囲に知られたくないのか、それともバレても構わないのかなど、様々な要素を考慮することが大切です。
また、顔のどの部分が特に気になるのかによっても、適した治療は変わってきます。頬のたるみ、マリオネットライン、ミドルフェイス、額の横ジワなど、部位ごとにアプローチが異なります。
フェイスリフトの効果と段階的な施術法
「一番効果がある治療は何ですか?」という質問に対しては、やはり切るフェイスリフトが最も効果が高いと言えます。
高須クリニックでは、顔の下半分をしっかり引き上げる「フルフェイスリフト」という施術を行っており、こめかみから耳の前後、髪の生え際まで切開して広い範囲を剥離し、筋膜を吊り上げてリガメントを処理することで、大きなリフトアップ効果が得られます。
ただ、ここまで大がかりな手術をする必要がない場合は、もっと控えめな「ミディアムリフト」や「ミニリフト」という選択肢もあります。それぞれ切開範囲が小さくなり、リフト効果も自然で控えめになります。
切るフェイスリフトを行った場合、術後1週間程度は腫れが出て、抜糸までは糸が付いている状態になりますので、ダウンタイムを許容でき、周囲にバレてもいいと考える方には非常におすすめの方法です。
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Before
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After(6ヶ月後)
フェイスリフト(フルフェイスリフト)切開を行い緩んだ皮膚や筋肉組織を引き上げる手術
フェイスリフト(フルフェイスリフト)料金
フェイスリフト(フルフェイスリフト)¥1,320,000(税込) / 高須幹弥医師の場合 フェイスリフト(フルフェイスリフト)¥1,540,000(税込)【銀座高須クリニック、横浜、名古屋、大阪】フェイスリフト(フルフェイスリフト)リスク・副作用・合併症
切開した周辺の腫れ(術後)仕上がりのわずかな左右差(完璧なシンメトリーは不可)傷跡が肥厚性瘢痕やケロイドになる可能性感覚が鈍くなる可能性手術後の血腫糸によるリフトアップ治療(イタリアンリフト)について
一方で、「どうしても切りたくない」「変化が大きくなりすぎて人にバレたくない」という方には、イタリアンリフトが適しています。
これは、溶ける糸を片側3本ずつ程度入れて、ふわっと自然に持ち上げる治療法です。
手術ほどの大きな変化はありませんが、ほどよい引き上げ効果があり、しかもその糸が溶けたあとにコラーゲンの線維が残ってくれるため、持続性もあります。
施術後の腫れは半日程度で、翌朝にはほとんど引いていることが多く、周囲にバレずに変化を出したい方にも非常に適しています。費用はおおよそ60万円ほどで、予算やライフスタイルに合わせた選択肢として人気があります。
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Before
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After
糸リフト(イタリアンリフト)吸収糸を使った頬のたるみ治療溶ける糸を挿入してタルミを引き上げる施術
糸リフト(イタリアンリフト)吸収糸を使った頬のたるみ治療料金
1本 ¥110,000(税込) / 6本 ¥660,000(税込) 【全院】糸リフト(イタリアンリフト)吸収糸を使った頬のたるみ治療リスク・副作用・合併症
麻酔による腫れ・内出血(術後)ウルセラ・サーマクールなどの照射系治療
さらにマイルドな治療を希望する方には、ウルセラやサーマクールといった照射系の治療がおすすめです。
特にウルセラは、超音波を用いて皮膚の深部に熱を加えることで、引き締めとリフトアップ効果が得られます。
サーマクールは高周波を使って肌表面の引き締めを促すため、張りやツヤを出すことに向いています。
ウルセラの方がより深い層に作用し、サーマクールは浅い層を引き締めるイメージです。
照射系の治療は、腫れたくない方、糸を入れることに抵抗がある方に向いており、ダウンタイムもほとんどないため、初心者向けの若返り治療としてもよく選ばれています。
治療選びの考え方とまとめ

「先生のおすすめはどれですか?」という質問を多くいただきますが、やはりそれは患者さんの要望によって異なります。
たとえば、「絶対にバレたくないけれど糸ぐらいなら許容できる」「腫れも半日ぐらいなら大丈夫」という方にはイタリアンリフトをおすすめしますし、「思いきり若返りたい」「1週間程度の腫れも問題ないし、周囲にバレても構わない」という方であれば、フルフェイスリフトを強くおすすめします。
どの治療も、きちんと効果があり、高須クリニックでも自信を持って提供している方法です。
効果の持続性については、切るフェイスリフトであればリフトアップした分の効果はほぼ永久に続きますし、イタリアンリフトでも糸が溶けたあとにコラーゲンの線維が残って皮膚を支え続けるため、たるみ予防の効果は長く持ちます。ウルセラやサーマクールなどでも、治療によって生成されたコラーゲンは一定期間効果が持続し、全く元に戻るということはありません。
いずれにしても、ご自身の希望や状況を整理したうえで、カウンセリング時にしっかりとお話しして、一緒に最適な治療法を選んでいくことが大切です。また、高須クリニックのホームページにも各治療の詳細がしっかり記載されていますので、事前にご覧いただいたうえで、治療についての理解を深めていただくのも良いかと思います。
以上となります。
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