若い女性の肩の大きな入れ墨を剥削手術で除去した症例写真
20代 / 女性
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施術方法
刺青(タトゥー)除去
担当医からのコメント
高須幹弥 医師
20代女性の患者様で、肩の入れ墨をとりたいというご要望でした。
診察させていただいたところ、濃い黒色の色素が線状に入っており、最新式のアレックスアドバンテージやピコレーザーを繰り返し照射しても線状の文字や模様が瘢痕状に残ったり、色素が微妙に残ったりすることが予想されます。
患者様自身、早く1回で入れ墨を除去したいということもあり、剥削手術で1回で除去することになりました。
手術は局所麻酔下に行い、1時間程度で終了しました。
術後5年8ヶ月の時点では、傷跡の赤みや盛り上がりがまだ残っておりますが、あとは年単位で落ち着いていくことが予想されます。
肩はケロイドの好発部位であるため、剥削手術でも切除縫縮手術でも、なかなか傷跡が綺麗に治りにくいことが多いです。 -
料金
刺青(タトゥー)除去(レーザー)
1cm×1cm ¥10,000 / 線状の入れ墨の場合 1cm ¥10,000【全院】刺青(タトゥー)除去(切除縫縮)
顔面以外の入れ墨を単純に縫合する場合の目安 1cm ¥25,000【東京、横浜、名古屋、大阪】※また、単純に直線で縫合するのではなく、複雑な手術になる場合は料金が割増になります。
刺青(タトゥー)除去(剥削)
ハガキ大サイズ ¥500,000【東京、横浜、名古屋、大阪】刺青(タトゥー)除去(皮膚移植)
ハガキ大サイズ ¥600,000【東京、横浜、名古屋、大阪】 -
リスク・副作用・合併症
刺青(タトゥー)除去 完全に除去しきれない(黒や青以外の入れ墨の場合)手術後に処方する抗生剤や痛みどめによるアレルギー症状傷跡が肥厚性瘢痕やケロイドになる可能性(切除縫縮手術)傷跡が肥厚性瘢痕やケロイドになる可能性(剥削手術)手術後の血腫
術後の経過
治療前
治療前です。
濃い色素が線状に入っている入れ墨です。
レーザー治療を繰り返し行っても、模様や文字の形で瘢痕が残ることことが予想され、色素の完全除去も難しいと予想されました。
患者様の希望もあり、剥削手術で1回で除去することになりました。
手術直後
手術直後です。
真皮の下層まで皮膚を削皮しました。
入れ墨の色素は完全に除去することができました。
3週間後
3週間後です。
上皮化はしていますが、傷跡の赤みが強いです。
3ヶ月後
3ヶ月後です。
傷跡の赤みが強く、やや盛り上がりも見られます。
1年後
1年後です。
赤みは多少引きましたが、まだ盛り上がりがあります。
2年後
2年後です。
まだ赤みと盛り上がりがあります。
5年8ヶ月後
5年8ヶ月後です。
まだ赤みと盛り上がりがあります。
肩はケロイドの好発部位ということもあり、肩の入れ墨の剥削手術は赤みと盛り上がりが長引きやすい傾向にあります。
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※ 施術方法や施術の流れに関しましては、患者様ごとにあわせて執り行いますので、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
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※ 当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。