アゴの影 ヒアルロン酸注射とボツリヌストキシン注射の症例写真

顎のヒアルロン酸注射の症例です。
横顔のバランスを整えたいとのことで来院された患者さまです。
鼻や唇は変えず、顎先を、長さをあまり変えずにシュッとしたいとのことでした。
可能な限り左右のバランスを合わせながら、顎先が長くならないようにすっきり見えるように注入しました。
注入前もフェイスラインはくっきり出ていて、たるみもありませんが、顎先へ注入後はさらに横顔のラインがきれいになりました。

20代女性の患者様で、顎を出したいというご要望でした。
診察させていただいたところ、顎の縦の長さはそれなりにあり、顔全体と顎先の縦の長さのバランスは悪くはないのですが、顎先がやや後ろに下がっており、横顔のバランスが少し悪いという状態でした。
患者様のご希望も、「顎が下に伸びて、顔が縦に長くなるのは嫌だけど、綺麗な顎先を作って、シャープな輪郭にして、バランスを良くしたい」ということでした。
顎先を出す方法は、ヒアルロン酸注射とシリコンプロテーゼによる方法がありますが、患者様は、「まずは腫れが少なくてダウンタイムが短いヒアルロン酸注射でやってみたい」というご要望だったので、ヒアルロン酸注射で行うことになりました。
ヒアルロン酸の密度が高くて硬さのある長期持続型の顎専用ヒアルロン酸で行うことになりました。
ヒアルロン酸1本（1cc）を顎先に注入し、顎先が前方にのみ出るようにし、顎が下に伸びて顔が縦に長くならないようにしました。
注射後は、程よく顎先が前方に出てバランスが良くなり、横顔のEラインがだいぶ整いました。
また正面から見たときにも、顎先に光が当たるようになり、バランスが良くなりました。
顎専用の長期持続型ヒアルロン酸注射の料金は、1本が約1ccで16万5千円（税込）です。
リスクとしては腫れ、内出血などがあります。

30代女性の患者様で、顎がないので顎を出したいというご要望でした。
診察させていただいたところ、確かに顎はやや小さめで、後ろに下がっている状態でした。
また、やや口元が前に出ている骨格であり、それによって、顎先が後退しているのが余計に目立っている状態でした。
コンピューターシミュレーションをしてお見せしたところ、後ろに引っ込んでいる顎先を前方に出してEラインを整えるのが良いということになりました。
顎を出す方法はヒアルロン酸注射とシリコンプロテーゼがありますが、ダウンタイムがあまりとれないなどの理由があり、まずはヒアルロン酸注射でやってみたいとのことでした。
顎専用のヒアルロン酸注射を1本（1cc）顎先に注入し、顎先が下に伸びないように前方に出しました。
注射後は程よく自然に顎先が前方に出て、バランスが良くなりました。
また、Eライン（横顔で、鼻先と唇と顎先を結んだライン）が直線に近づきました。

20代女性の患者様で、顎を出してシャープな輪郭にしたいというご要望でした。
診察させていただいたところ、顎先があまり出ておらず、どちらかというと丸い顎先をしてらっしゃいました。
顎先に通常の顎専用のヒアルロン酸を1本（1cc）注入し、顎先が斜め下方向に出るようにしました。
注射後は、正面から見ると顎先が出てシャープなフェイスラインになりました。
また、横から見ると引っ込んでいた顎先が出て、バランスの良い横顔になりました。
今回は通常の顎専用のヒアルロン酸であったため、まだやや顎先が丸いですが、長期持続型ヒアルロン酸注射で行うと、更にシャープな顎先にすることができます。

30代女性の患者様で、あまり顎がなく、顎先に梅干しジワができるのを気にされていました。
診察させていただいたところ、やや口元が出ている上に、少し顎が引っ込んでいました。
また、顎に力を入れたり、表情をつくると、顎先に梅干しジワができました。
顎先にヒアルロン酸を注射し、顎を前に出しつつ、梅干しジワを改善させることになりました。
通常の顎を出す専用のヒアルロン酸を1本（1cc）注入しました。
注射後は、引っ込んでいた顎が適度に前に出て、バランスのいい横顔、フェイスラインになりました。
また、顎が前に出たことにより、口元が出ているのが少し目立たなくなりました。
顎のボリュームがでたことにより、顎先にできる梅干しジワも解消し、目立たなくなりました。
今回は1本（1cc）注射しただけなので、顎が出た量はわずかですが、ヒアルロン酸を追加注入すれば、さらに顎を出すことができます。
また、顎先の梅干しジワは、ボツリヌストキシンを注射することにより、さらに改善させることができます。

眉間にしわを寄せるくせによってできるしわを気にされていましたので、注射式シワ取り ボツリヌストキシン注射をご検討いただきました。眉間にしわがあると表情が険しくみえるばかりでなく、その表情しわはどんどん深くなってしまいます。
この女性はボツリヌストキシン注射で、眉間にハリが出てしわが寄りにくくなりました。眉間を寄せるくせも改善され、表情も柔らかく穏やかになりました。

しわとり注射で有名なボツリヌストキシン注射とヒアルロン酸注射です。しわの溝にそって注射することにより、しわがなくなってきます。皮膚は紙と似ていて、いったん折ジワがはいるといくらのばしても折ジワがうっすら残ってしまいます。しわも深くなってから注射するよりも、しわが浅いうちに対処しておいた方が仕上がりがきれいです。
しわが気になり始めたら御相談にきてください。

私自身の例です。笑ったときに寄る目尻のしわが気になり、注射式シワ取りボツリヌストキシン注射をしました。
誰でも笑うと目尻に多少のしわは出ますが、年とともに目立ってくると、非常に老けた印象になります。またそのままにしておくと、やがて笑わなくてもしわが刻まれてしまうように。私も無表情のときにまでしわを感じるようになっていました。
思いっきり笑ったときも、無表情のときでもシワが出来にくく、目もとの張りを取り戻しました。

50代女性の患者様でゴルゴ線と顔全体がやつれて疲れた感じに見えることを気にされていました。
頬とこめかみのやせ感があり、ほうれい線も深く入っています。
眉の骨と頬骨がしっかりしていらっしゃるので、やせて・盛り上がって・やせてという、うねりが老け感を出してしまいます。
ヒアルロン酸注射でリフトアップさせてほうれい線を浅くしつつ、目の下をふっくらさせたり、気になる頬のコケ感を埋めます。
こめかみをふっくらさせて丸い感じにすると柔らかい印象になり美しくなります。
こめかみに1本ずつ、リフトアップ用に右と左で1本ずつ、頬のやせ感を埋めるため1本ずつ合計6本のヒアルロン酸を使用しました。
笑うとシワが入るので、目尻にはボトックス注射をしました。
筋肉の動きを止めてあげる事によって、笑ってもシワが半分くらい消えるように濃度を調整してナチュラルに見えるように打ちます。
丸まっていたあごにもボトックス注射をし、シュッとしたあごに整えました。
施術後はあくまでもナチュラルな感じで美しい印象になりました。

目周りのシワ治療のご紹介です。
目元は1番印象を与える箇所なので、皆さま色々と気になってしまう部位かなと思いますが、シワも、昔は無かったのに気づいたら少しずつ出てきますね。
まずは眉間のシワ、そして笑った時の目尻の細かなシワ、鼻の付け根のシワ。
目元は表情で一日中動く場所なので皮膚にシワも入りやすいのです。
今回の患者さまも、目の周り全体的にシワが寄るのが気になるとのことでした。
思いっきりぎゅーっと目をつむってもらうと、顔の中心側に強く、目尻側は細かなシワがはいります。
目周りのシワが全体的に薄くなるように、シワ取りボトックス注射を行いました。
大きなシワが寄りにくくなり、すっきりしました。
目元に肌のハリと艶がでて、鼻筋が細くなったような印象になりました。
ボトックス注射は、筋肉の過度な収縮を抑制してリラックスさせる作用があるので、ぎゅーっと目をつむろうとしてもそれ以上力が入りにくい状態になります。
ただし、完全にシワをゼロにしようとしてしっかり打ちすぎると打った箇所が動かなくなるので、あくまでもシワを減らす、シワを目立ちにくくするのを目安に打っていくと、違和感なく仕上げることができます。
注射してから2～3日してから効果が出はじめ、2週間でMAXの効果になり、4ヶ月ぐらいすると少しずつまたシワが寄り始めます。
シワが寄らないように筋収縮をSTOPさせることで、刻みジワを作らない、深くしない、予防の意味もありますね。
体内にボトックス製剤が作用する間隔を3ヶ月以上空けないと抗体が産生されてしまいボトックスが効かない体質になってしまうので、気になる箇所はまとめて注射をして、次のボトックス治療までしっかり3ヶ月以上間隔をあけることをおすすめします。