肌(美容皮膚科)
ほうれい線が目立つ人と目立たない人はどこが違うのか?

加齢の代名詞といっても過言ではない、ほうれい線。しかし誰しもほうれい線が目立つかといえばそうではありません。目立つ人もいれば目立たない人もいます。その違いはどこにあるのでしょうか。ほうれい線が目立つ人、目立たない人の差を紹介します。

そもそも、ほうれい線とは何か?

ほうれい線とは、口の横にハの字にできる深いシワのことです。漢字では法令線、豊麗線、豊齢線などと書きます。

おもに皮膚の張りが失われることで発生し、年齢を重ねるごとに深くなっていきます。そのため、ほうれい線が目立つ=老けて見えるということになり、若くみられたいと願う人たちにとって、ほうれい線は忌み嫌うべき存在といえるようです。

ほうれい線が目立つ人と目立たない人はどこが違うのか?

ほうれい線の目立ちやすさには個人差があり、以下のような特徴に当てはまる人は、ほうれい線が目立ちやすい傾向にあるといえます。

  • 頬の脂肪が発達している人
  • よく笑う人
  • 口元が前方に突き出た骨格の人

ほうれい線が深くなる頬のあたりにはメーラーファットという脂肪組織があります。このメーラーファットは加齢によって徐々に垂れ下がり、頬にも“たるみ”を生じさせます。その、たるみがほうれい線にかぶさり、シワが深くなるというわけです。

また、ほうれい線は表情ジワでもあります。表情ジワとは同じ表情を繰り返すほど深く刻み込まれていくシワのこと。それゆえ「笑う」「口角を上げる」といった表情を頻繁につくっていると、深くなることがあります。

骨格的に少し口元が前に出ている人は、若くてもほうれい線が目立ちやすくなりがちです。口元が前に出ていると、そうでない人に比べて口を開閉するとき、口の横の皮膚が折れやすくなり、結果、ほうれい線がより深く刻まれていきます。20代からほうれい線が目立つという人は、口元が前に出ている場合が多いものです。

顔のシワは紙にできた折り目と同じで、一度刻まれると完全に消すことはできません。しかし、ある程度目立たなくすることはできます。その方法をいくつかご紹介しましょう。

ほうれい線を目立たなくする方法

  1. 自分でできる方法

    ほうれい線を目立たなくするマッサージやエクササイズなどがよく紹介されていますが、先ほどお話ししたように、ほうれい線は老化とともに目立つようになるほか、同じ表情を繰り返すほど深く刻み込まれていく傾向があります。

    自分で行う顔のマッサージには強く皮膚を刺激し、かえってダメージを与える可能性があります。またエクササイズで同じ表情を繰り返することには、表情ジワが刻まれるのを加速させることも考えられます。

    したがって、ほうれい線を目立たなくするために自分でできる方法としては、皮膚へのダメージを最小限にし、表情をあまりつくらないのが最も効果的といえます。スキンケアをして紫外線にあまり当たらず、無表情で過ごす――意外かもしれませんが、このように頑張り過ぎずにいるほうが、理論的にはほうれい線を目立たなくできるのです。

  2. 美容整形

    ほうれい線はシワの一種ですから、ほうれい線を消したいと思う人は、シワを目立たなくする施術を行えば、ほうれい線も目立たなくすることができます。シワを改善する美容整形にはさまざまな種類があります。高須クリニックの場合、以下のような施術を用意しています。

    メスを使わないもの・使うもの、得られる効果もさまざまで、これだけあるとどれを選べばよいかわからなくなるかもしれません。そんなときはまずヒアルロン酸注入を試すのがよいでしょう。ヒアルロン酸注入は注射1本で、口もとや眉間などの深いシワから浅いちりめんジワまで、あらゆるシワに効果を発揮します。ダウンタイムもなく、施術時間は約10分。完了後は、そのままメイクをして普段通りの生活ができます。さり気ない仕上がりのため身近な人にもバレにくく、美容整形初心者にも心強い存在といえます。

    それよりも大きな改善を望む人は、ヒアルロン酸注入にバッファルカットやリフトアップ手術といったメスを使う施術をプラスするのがよいでしょう。

まとめ

  • ほうれい線は加齢によって目立ちやすくなる。
  • 笑ったり口角を上げたりする機会の多い人は、より、ほうれい線が目立つ傾向にある。
  • 頬の脂肪の付き方や骨格も、ほうれい線が目立つ人と目立たない人との違いに大きく影響する。
  • ほうれい線を目立たなくするために自分でできることは皮膚の老化を防ぎ、あまり表情を作らないようにすること=マッサージやエクササイズなどを頑張り過ぎないほうがよい。
  • 大きな変化を望むなら美容整形を。ヒアルロン酸+バッファルカットやリフトアップ手術の組み合わせがベスト。

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