
教えて、幹弥先生!
美容整形で憧れの芸能人の顔に近づけることはできる? 高須幹弥医師が動画で解説
美容整形で憧れの芸能人の顔に近づけることはできる?患者様からの質問に高須幹弥がお答えします。
20代女性の方から、以下のご質問をいただきました。
「私には憧れの芸能人がいて、どうしてもその芸能人の顔に近づけたいと思っています。幹弥先生に手術をしていただくことは可能でしょうか?また、カウンセリングの際にはその芸能人の写真を持っていった方がいいですか?」
目次
今日は、この「憧れの芸能人の顔に近づけたいというご希望」について、僕なりの考えを詳しくお話ししますね。

芸能人の顔に近づけることはできるのか?
今回のご質問ですが、最近の患者さんには本当によくあるタイプのご相談ですね。カウンセリングをしていると、「浜崎あゆみさんの顔になりたい」「ともちんの顔になりたい」「きゃりーぱみゅぱみゅさんの顔になりたい」とおっしゃる方は本当にたくさんいらっしゃいます。
特に最近の若い女性の患者さんに関して言えば、約半分くらいの方は「憧れの芸能人の顔になりたい」と希望されますね。
では、実際の美容整形において「芸能人と全く同じ顔にできるのか?」というと、これは非常に難しい問題なんです。
もちろん、僕たち美容外科医側も「なりたい芸能人ランキング」を発表したり、「理想の顔の写真を持ってきてくださいね」とアピールすることはあります。
しかし、本当のことを言ってしまうと、無理に憧れの芸能人の顔に近づけようとするよりも、「その人自身が持っている顔の素材を活かして、美人に整える」という方法を頑張っていく方が、結果的には圧倒的に良くなるんですよ。
例えば、憧れの芸能人と患者さん自身の「お顔の土台」が似ている場合であれば話は別です。輪郭の形や、目や鼻などのパーツの位置関係が似ていれば、少し手を加えるだけで雰囲気を近づけることは十分に可能です。
ですが、全く違う土台の顔立ちであるにもかかわらず、無理に特定の芸能人に寄せようとするのはおすすめしません。むしろ、その芸能人のことは一旦置いておいて、「自分の顔の素材を活かして、いかに整った顔にするか」を追求する方が、確実に美人になる近道であり、可愛くなるための最短ルートなんですね。
ただ、実際の診察室で「芸能人に寄せるより、あなたの個性を活かした方がいいですよ」とアドバイスしても、なかなか納得してくださらない患者さんが多いのも事実なんですけどね。
美容整形における「2つの目的」について
ここで皆さんに知っておいていただきたいのですが、美容整形の手術というのは大きく分けて「2つの種類」に分類できるんです。(※アンチエイジングの手術はまた別の話として置いておきますね)
目の手術でも、鼻の手術でも、基本的には以下の2つに分けられます。
1つ目は、「バランスの悪い部分を整えて、お顔全体を美しくする手術」です。2つ目は、顔のバランスなどは一旦関係なしに、「ただ単に患者さんご本人の自己満足のために形を変える手術」です。
前者の「バランスを良くする手術」というのは、例えば、厚ぼったい一重まぶたで悩んでいる方に、切開法でその人に一番似合う自然な二重を作ってあげるようなケースです。これを行えば、その女性は必ず可愛くなりますし、男性であれば必ずイケメンになります。
他にも、小鼻が大きく広がっていて鼻の穴が目立つ方に、小鼻縮小を行ってバランスを整えてあげるのも同じですね。
つまり、「その人の顔の欠点を直してあげること」が、バランスを良くするということです。欠点をカバーし、顔全体の調和をとる手術は、必ずその人を可愛く、美人にしてくれる本当に良い手術だと言えます。

「自己満足」の手術が抱える落とし穴
一方、後者の「患者さんの自己満足のためだけにやる手術」というのはどういうものかご説明しますね。
例えば、生まれつき綺麗で自然な末広型の二重(狭めの二重)を持っていて、それがとても似合っている女の子が来院したとします。でも彼女は、「この芸能人みたいに、がっつりと幅の広い平行型の二重にしてください!」と希望されることがあります。
では、その希望通りに幅広の平行型二重を作れば、彼女は今より可愛くなるのでしょうか?
実は、これは全く別の話なんです。本来なら手術なんてしなくても十分に可愛いのに、わざわざ不自然な幅広平行型を作ってしまうことで、場合によっては「お化けのような目元」になってしまうリスクすらあるわけです。
果たしてそれが、本当にその患者さんのためになっているのかどうか、美容外科医としては非常に悩ましいところなんですよね。
それでも、実際に手術をして希望の二重幅にしてあげると、患者さん本人はすごく喜んで満足されたりするんです。
なぜこうなるかというと、多くの場合、ファッション雑誌やテレビ、SNSなどの影響で「幅広の平行型二重こそが正義で可愛いんだ」と、ある種の洗脳を受けてしまっているからなんですよね。客観的に見れば手術しなくていい状態なのに、本人の思い込みで形を変えたがってしまうのです。
鼻の手術でも最近こういうケースが増えています。
「正面から見たときに、鼻の穴を絶対に見えなくしてほしい」「矢印のように下を向いた鼻先にしてほしい」と希望される方がいらっしゃいます。
でも、その子のお鼻を見ると、普通に整っていて綺麗なんですよ。たしかに正面から少し鼻の穴が見えますが、人間の鼻の構造上、正面から少し鼻の穴が見えるのはごく普通のことなんです。
それなのに、彼女の頭の中では「鼻の穴が見えるのは絶対にダメなことだ」と思い込んでしまっている。結果として、無理に鼻の穴を隠すような手術を行っても、客観的に見てすごく可愛くなるわけではないのですが、本人のコンプレックスが解消されて満足するというケースになります。
これが、美容整形における「2つの目的」の実態なんですね。
-
![]()
Before
-
![]()
After
二重まぶた・全切開法
二重まぶた・全切開法
| 片目 | ¥148,500(税込) |
|---|---|
| 両目 | ¥275,000(税込) |
| 高須幹弥医師の場合 片目 | ¥192,500(税込) |
| 高須幹弥医師の場合 両目 | ¥385,000(税込) |
【全院】
カウンセリングでの妥協点の見つけ方
だからこそ、「憧れの芸能人の顔に近づけたい」というお気持ちは痛いほどよく分かるのですが、僕が考える本来の美容整形というのは、「いかに最小限の手術と安い料金で、その人の顔の素材を最大限に活かして可愛くするか」ということが何より大事だと思っています。
ただ、診察室でこのように一生懸命説得しても、半分以上の患者さんはなかなか意見を変えてくれません。
そのため、実際のカウンセリングでは「お互いに歩み寄って、妥協点を見つけていく」ことになります。
例えば、まぶたが厚ぼったくて蒙古襞(もうこひだ)がしっかり張っている方に「幅広の平行型二重」を作ると、厚ぼったさが強調されてしまって、非常に不自然で似合わない目元になってしまうことが多いんです。
ですから、僕としては「あなたのお目元なら、末広型の二重の方が絶対に自然で似合うよ」と提案します。それでも「どうしても平行型がいいです!」と譲らない方もいらっしゃいます。
そういう時は、「じゃあ、憧れの芸能人ほど極端に幅を広げるのはやめて、少し狭めの平行型二重で様子を見てみない?」といった具合に、不自然になりすぎないラインを探りながら、話し合いでデザインを決めていくことになりますね。
美容整形は魔法ではないという真実
最後になりますが、皆さんに忘れないでほしいことがあります。それは、「美容整形は魔法ではない」ということです。
よく韓国のテレビドラマや、美容整形を題材にした番組などで、ぽっちゃりとしていてあまり垢抜けない印象の女の子が、全身を整形してモデルさんのように見違える姿に生まれ変わる…といったストーリーがありますよね。
でも、現実の美容医療において、ああいう劇的な変化はありえないことなんです。
患者さん一人ひとりの「元の素材(骨格や皮膚の状態など)」に応じて、どうしてもやれることの限界というものが存在します。
もし、元の素材が「なりたい芸能人の顔」と全く違っていたら、目も、鼻も、顎も、輪郭も…と、すべてを手術して近づけていかなければなりません。それでも、輪郭やパーツの位置関係といった「骨格的な土台」が違えば、全く同じ顔にすることは物理的に不可能なのです。
だからこそ、無理に別人に生まれ変わろうとするのではなく、「その人の顔の素材を活かして、最小限の手術で一番綺麗になれる方法」を選ぶのが一番良いと僕は確信しています。
僕自身も、なるべくその患者さんにとって一番負担が少なく、料金も安く済むような、最適な治療をご提案できるように心がけています。
芸能人の写真をお持ちいただくこと自体は、患者さんの「好みの系統」を知る上でとても参考になりますので、ぜひお持ちくださいね。その上で、あなた自身が一番輝ける方法を一緒に探していきましょう。
この動画を見た方は、以下の動画も見ています
動画カテゴリーから探す
二重まぶた・目もと
顔
- 鼻
- あご・輪郭・小顔
- 口もと・くちびる・耳
- エイジングケア
ボディ
その他
- 婦人科・女性器
- 傷跡修正
- 男性器(包茎、長茎など)
- 入れ墨除去
- その他診療
※施術方法や施術の流れに関しましては、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
※ホームページ上で掲載されている価格は税込表示となっております。
※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。
※インバウンドの方の施術料金は通常料金とは異なります。詳しくはお問い合わせ下さい。
当サイトは高須クリニック在籍医師の監修のもとで掲載しております。




