
教えて、幹弥先生!
美容整形して綺麗になったのに何故後ろめたい思いをしないといけないの? 高須クリニック高須幹弥が動画で解説
美容整形して綺麗になったのに、何故後ろめたい思いをしないといけないの?
患者様からの質問に高須幹弥がお答えします。
20代女性の方から、以下のご質問をいただきました。
「20代の女性です。以前、幹弥先生に二重まぶた切開法、目頭切開、鼻プロテーゼなどの手術をしていただきました。自分の理想としていた顔に近づくことができ、大変満足しており、先生には本当に感謝しています。
しかし実は最近、職場で私が整形したことがバレてしまい、社内で噂を広められてしまいました。私の知らないところで悪口を言われているみたいで、本当に気分が悪く腹が立ちます。
なんで日本って、整形をするとこんなに後ろめたい思いをするのでしょうか?整形した人はみんな、こんな風に嫌な思いをするものなんでしょうか?」
目次
今日は、この「整形後の周囲の反応と、日本における美容整形への価値観」について、僕なりの考えを詳しくお話ししますね。
なぜ日本では整形がバレると陰口を叩かれるのか?
まずは、ご質問をいただいた患者さん、理想の顔に近づけて満足してくださっているとのこと、本当に良かったです。僕もとても嬉しいですよ。でも、職場で嫌な思いをされているのはとても辛いですよね。
整形をした人はみんなこんな嫌な思いをするのか、というご質問ですが、悲しいことにそれが今の日本の現状なんです。
僕のところに来る患者さんもいろんなキャラクターの方がいらっしゃいますが、やはり「自分が整形したことは絶対に内緒にしたい、バレたくない」という方が半分以上、おそらく7割くらいを占めていると思いますね。
普通の会社などで働いている場合、職場の同僚に整形したことがバレてしまうと、どうしても陰口を叩かれてしまう傾向があるんですよね。特に女性の多い職場や、閉鎖的なコミュニティなどでは、噂があっという間に広まってしまうことも少なくありません。

属している環境で変わる「整形」への価値観
ただ、これも「属している職場や環境」によって大きく変わってくるんです。例えば、職場の人がみんな整形していたら、全然後ろめたいことなんてないですよね。
極端な例を出しますが、ニューハーフパブのような場所であれば、働いている皆さんは性転換手術はもちろん、豊胸手術や顔の整形などをほぼ100%経験されています。そういった方々は、整形に対して全く後ろめたさを感じていないし、隠すこともしません。
また、キャバクラやクラブ、風俗などの夜のお仕事の世界でも、美容整形をしている人はかなり多いです。お店によっては、働いている女の子の半分以上が整形をしているということも珍しくありません。そういう環境にいる人たちにとっては、整形は自分磨きの一環であり、仲間内でも「どこでやったの?」「私もやりたい!」とオープンに話せる話題だったりします。
とはいえ、そういった華やかな世界でも、やはり女性同士の嫉妬や妬みというものは存在します。だから、お客さんに「〇〇ちゃん、実は整形してるのよ」とバラされたり、ネットの匿名掲示板に悪口を書き込まれたりといった、裏での陰湿な嫌がらせはゼロではありません。
それでも、普通の会社員やOLさん、あるいは学校生活を送っている方々と比べれば、環境による精神的な負担は全く違うと思います。一般的な社会生活の中では、やはりまだ「後ろめたい」と感じてしまう場面が多いのが現実なんですよね。
人が他人を攻撃する心理と「人工物」への偏見
では、なぜ人は整形をした人に対して悪口を言ったり、噂を広めたりするのでしょうか。
人間というのは、自分の嫌いな人や心の底で妬んでいる人がいると、何かと粗探しをして相手を下げすもう、自分より下に見ようとする心理があるんです。
例えば、学歴を持ち出して「あの人は中卒なんだ」「三流大学の卒業なんだ」と見下したりする人がいますよね。あるいは、絶対にやってはいけないことですが、出自や民族、宗教などで差別をする人も悲しいことに存在します。特定の民族をひとくくりにして差別的な発言をしたり、「あの人は〇〇教だから」と偏見の目で見たり。
そういった、「他人を攻撃し、差別するためのアイテム」の一つとして、美容整形が使われてしまっているのが現実なんです。「あの人は整形しているくせに」という言葉が、彼らにとっては自分を優位に立たせるための都合のいい攻撃材料になってしまうんですね。
また、人間には「元々自然にあるものは良くて、人工的に作ったものは悪い」と無意識に思い込んでしまうところがあります。自然のままの公園の緑は良くて、人工的に手を加えられたものは良くないとか。
それと同じで、「生まれ持ったままの姿はいいけれど、手を加えて人工的に美しくしたものはNG」と、勝手に自分の中で線引きをしている人がたくさんいるわけです。だから、整形という人工的な手段で美しさを手に入れた人を見ると、過剰に反応して攻撃的になってしまう人が一定数いるんですよね。
ピアスと同じ歴史を辿る?日本の整形の未来
今の日本では、美容整形をしている女性の割合というのは、全体から見ればまだマイノリティ(少数派)なんですよね。数が少ないからこそ、立場が弱くなってしまい、心無い言葉の攻撃対象になりやすいという面があります。
これが、美容整形大国であるお隣の韓国になると、全く状況が変わってきます。韓国では整形をしている人の割合がかなり多いので、逆に「整形してあんなに美人になれたならいいじゃん!」「私もあんな風になりたい、羨ましい!」とポジティブに捉える人も多いんです。
韓国のアイドルなんかが「実は美容整形をしました」とカミングアウトすると、隠さずに打ち明けたことが「潔い」と評価されて、かえって好感度が上がったりすることもあるくらいですからね。
僕は、日本の美容整形に対する価値観も、時代の流れとともに少しずつ変わっていくと思っています。例えば、ピアスの歴史を考えてみてください。
今から20年、30年くらい前の日本だったら、「親からもらった大切な体に穴を開けるなんてとんでもない!」と本気で怒る大人がたくさんいました。当時、ピアスを開ける人はマイノリティで、少し不良扱いされたり、侮蔑の対象になったりすることもありました。
でも、今はどうでしょう?ピアスを開けているくらいで、悪口を言う人なんて誰もいませんよね。美容整形に関しても同じです。日本でどんどん美容整形が浸透して、当たり前のように手術を受ける人が増えていけば、いつかピアスのように「個人の自由」として受け入れられ、整形したことで後ろめたい気分になることはなくなっていくかもしれませんね。

周りにバレないための工夫と手術のタイミング
とはいえ、今の日本社会で生きていく上で、自分を守るための対策は必要です。
患者さん自身の性格にもよるんですよね。「他人に何を言われようと、私は整形して綺麗になれたんだから、それで幸せだからいいのよ!」とプラス思考で強く生きられる人は全く問題ありません。
ただ、美容整形を受けに来る患者さんというのは、どちらかというとマイナス思考の方が多い傾向にあります。「私の仕事がうまくいかないのは、この顔が原因なんだ」「恋人ができないのは、この腫れぼったいまぶたのせいなんだ」と、自分の容姿の欠点に深く悩み、コンプレックスを抱えてクリニックにいらっしゃいます。
もしもプラス思考の方であれば、顔に多少の欠点があっても「これは生まれ持った個性だから、私は別のことで頑張ろう」「私は自分の顔が好き」と思えるはずですからね。やはり、美容整形を希望される方の多くは、コンプレックスによるマイナス思考を抱えていらっしゃいます。
そういった、他人の視線や周囲の噂がすごく気になってしまうタイプの方は、やはり「なるべく周りにバレないように整形する」ということが非常に大事になってきます。
具体的には、一度に大きな変化を加えすぎないこと。プロテーゼを入れるにしても高すぎるものは避ける、二重まぶたを作るにしても不自然に幅の広すぎる二重は作らないなど、仕上がりを徹底的に自然にする工夫が必要です。
また、手術を受けるタイミングも重要ですね。学校に通っている最中や、毎日同じ職場に出勤している最中に手術をすると、急に顔が変わるので当然バレてしまいます。ですので、学校を卒業して就職するまでの春休みの期間とか、今の仕事を辞めて次の職場に転職する間のタイミングなどに手術をすると、周囲にはバレにくいです。
もちろん、その後同窓会などで昔の知り合いに会ったりすれば、変化が大きければバレる可能性はゼロではありません。ですが、環境が変わるタイミングを選ぶといった「自分を守る工夫」をすることが、現代の日本で整形とうまく付き合っていくコツですね。
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Before
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After(1週間後)
隆鼻注射(ヒアルロン酸注射)
隆鼻注射(ヒアルロン酸注射)
| ヒアルロン酸注射 | ¥55,000(税込) |
|---|---|
| 長期持続型ヒアルロン酸注射シャープラインノーズ | ¥165,000(税込) |
【全院】
プチ整形の普及で変わりつつある世の中の風潮
最後に、少し明るいお話をしますね。最近は日本の芸能界でも、美容整形をしていることをカミングアウトする芸能人やモデルさん、アイドルの方が結構増えてきました。
テレビやSNSなどで「ヒアルロン酸を入れて鼻を少し高くしたの」「アイプチが面倒だから、プチ整形で二重にしたよ」と、あっけらかんと話す若い世代の子たちをよく見かけるようになりました。
世間的にも、「メスを使わないプチ整形なら、メイクの延長みたいでOKだよね」というような寛容な風潮になりつつあるのを感じます。
医者である僕の立場からすれば、メスを入れて切開しようが、注射で成分を注入しようが、医学的なアプローチで形を変えているのだから、「どちらも立派な医療行為であり、同じ整形じゃないの?」と思ったりもするんですけどね(笑)。
でも、世の中の認識として「注射ならOK」「プチ整形ならOK」「メスを入れるのはNG」という謎の線引きがあるにせよ、結果的に美容整形に対する社会全体のハードルが低くなってきているのは間違いありません。
今回ご質問いただいた方も、今は心無い噂話で傷ついているかもしれませんが、あなたはご自身の決断で理想の顔を手に入れ、前向きな一歩を踏み出したんです。先生としても、あなたが綺麗になって喜んでくれていることが何よりの誇りです。周囲のノイズは気にしすぎず、ご自身の新しい魅力を存分に楽しんでくださいね。
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