
醜形恐怖症や整形依存症の人は何科に行くべき?精神科?診療内科?美容整形外科?
醜形恐怖症や整形依存症の人は何科に行けばいいでしょうか?精神科?診療内科?美容整形外科?具体的な治療方法についても教えてください。患者様からの質問に高須幹弥がお答えします。
ブログ読者様より、こんな切実なご質問をいただきました。
「醜形(しゅうけい)恐怖症や整形依存症の人は、美容整形外科、精神科、心療内科のどこに行けばいいのでしょうか?また、具体的にどんな治療がおすすめですか?」
目次
今日は、この「醜形恐怖症や整形依存症の方の適切な受診先とおすすめの治療法」について、僕なりの考えを詳しくお話ししますね。
醜形恐怖症の方への美容整形は「ケースバイケース」
高須クリニックにも、醜形恐怖症や整形依存症でお悩みの方はよくいらっしゃいます。基本的に、整形依存症の方はほぼ100%醜形恐怖症を抱えていらっしゃるので、まずはその「心のケア」が前提になってきます。
じゃあ、「そういう方が美容整形をしていいの?」という疑問ですが、結論から言うと「完全にケースバイケース」なんです。
もし、客観的に見てお顔に大きな欠点があって、手術をすることで明らかに全体のバランスが良くなるのであれば、醜形恐怖症の方であっても美容整形をするのは問題ありません。これは形成外科学会などでも認められていることで、実際に必要な治療をして症状がフッと軽くなる方もいらっしゃるんですよ。
だから、必要以上に無駄な治療を勧めたりしなければ、美容整形を選択肢に入れることは決して間違っていません。僕自身も、本当にその方のためになると思えば、手術をお引き受けしています。
-
![]()
Before
-
![]()
After(6ヶ月後)
二重まぶた・全切開法
| 片目 | ¥148,500(税込) |
|---|---|
| 両目 | ¥275,000(税込) |
| 高須幹弥医師の場合 片目 | ¥192,500(税込) |
| 高須幹弥医師の場合 両目 | ¥385,000(税込) |
【全院】
手術で心の病気は治る?悪徳クリニックには気をつけて
ただ、ここで気をつけてほしいことがあります。根本にあるのはやっぱり「心の病」なので、手術をしたからといって、醜形恐怖症の症状が完全にゼロになる人はほんの一握りなんです。
多くの場合、一時的に気持ちがスッキリしても、しばらくすると「今度はここが気になる」「もっと完璧にしたい」と、また別の悩みが強くなってしまうことが少なくありません。
もし1回の手術で満足して症状が落ち着いたなら、それが一番です。その場合、患者さんが「もっとやりたい」と希望されても、僕たち良心的な医師なら「これ以上は必要ないよ」と絶対にお断りします。僕も絶対にやりません。
でも、世の中には利益優先の美容外科クリニックもあるのが現実です。そういうところに行ってしまうと、言われるがままにどんどん手術を勧められて、気づけばお顔が細かい傷だらけに……。不自然に手を加えすぎた、いわゆる「典型的な整形依存症のお顔」になってしまうリスクがあるので、クリニック選びは本当に気をつけてくださいね。
日本の精神科の現実…保険診療と「お薬漬け」の怖さ
では、「精神科や心療内科に行くべきか?」というお話ですが、親身になってじっくり話を聞いてくれる先生がいるなら、もちろん行くべきです。ただ、残念ながら日本の保険診療のシステムだと、そういう先生はすごく少ないのが現実なんですよね。
普通の精神科に行くと、数分から長くても十数分くらいお話をして、「不安障害やうつ症状ですね」と診断されて、抗不安薬や睡眠導入剤、抗うつ薬を出されて終わってしまうことがほとんどです。
その後も通うたびに、「どうですか?」「じゃあお薬続けておきましょうか」「効かないなら増やしましょう」と、どんどんお薬の量や種類が増えていってしまう。本当は、抗不安薬などは一時的に飲むものなんです。でも、日本の医療システムだと、お薬を出すことで病院の経営が成り立つ仕組みになっているので、どうしてもお薬中心の治療になりがちなんですね。
その結果、お薬に体が慣れて効かなくなり、切れると強い不安に襲われて……最終的に「お薬漬け」になってしまうことが多いんです。これは、本当の意味での「治療」とは言えませんよね。

根本から治すなら、自費診療のカウンセリングを
じゃあどうすればいいのか。安易に保険診療の精神科を受診するのではなく、「自費診療」でしっかり向き合ってくれる精神科を選ぶことをおすすめします。
自費診療のクリニックでは、お薬に頼るのではなく、生活習慣を見直したり、考え方のクセを直す「認知行動療法」など、カウンセリングにしっかり時間をかけてくれます。
醜形恐怖症の方は、「自分はなんて醜いんだ」と必要以上に思い込んでしまっていることが多いんです。だから、「そんなことないんだよ、周りから見たら全然気にすることじゃないんだよ」と、客観的な事実を丁寧に伝えて、自分でも心の中で言い聞かせるような訓練をしていくことが大切なんですね。
もちろん、自費診療なので1回のカウンセリングで5,000円や1万円以上かかることもあり、お金の負担は大きくなります。でも、本気で心の治療をしたいのであれば、こういった根本的な治療をしてくれる先生を選ぶことが、結果的に一番の近道になると思います。
本当に必要なのは「信頼できるお医者さん」と長く付き合うこと
醜形恐怖症って、本当に難しい病気なんです。ほかの人が見たら「え、どこが違うの?」と思うような0.何ミリの左右差を、ご本人はものすごく気にしてしまう。周りがいくら「気にしなくていいよ」と言っても、ご本人にとってはそれが世界のすべてになってしまっているんですよね。
僕のところにも、醜形恐怖症や整形依存症で通ってくださる患者様がたくさんいらっしゃいます。そこで一番大切にしているのは、「信頼関係」です。
僕は、必要のない手術は絶対に勧めません。「もうお顔にメスを入れて変えるところはないよ」とはっきりお伝えします。その代わり、年齢とともに自然に出てくるお悩みに対して、ちょこちょことアンチエイジングのお手伝いをするくらいにとどめています。
この方針に納得して、僕を信頼してくださっている患者様は、無駄なお金を使うことなく、ずっと安心して通ってくださっています。思い込みが強くて完全に治すのが難しい場合でも、こんな風に「信頼できるお医者さんと一緒に、病気とうまく付き合っていく」というアプローチもすごく大切なんですよ。

まとめ:安易な手術やお薬に頼らず、自分に合った治療を見つけよう
まとめになりますが、醜形恐怖症や整形依存症で悩んでいるときは、焦って必要のない美容整形の手術を受けたり、手軽に行ける精神科でお薬をたくさん飲んだりするのは、できるだけ避けてほしいと思います。
美容外科に行くなら、お金儲けではなく「本当にあなたに必要なこと」だけを見極めて、ダメなものはダメと言ってくれる先生を見つけること。 精神科に行くなら、お金がかかっても、カウンセリングや行動認知療法であなたの「心の思い込み」にしっかり向き合ってくれる自費診療のクリニックを選ぶこと。
これが、一番安全で確実な解決への道のりだと思います。一人で抱え込まず、あなたにとって正しい一歩を踏み出してくださいね。応援しています。
この動画を見た方は、以下の動画も見ています
動画カテゴリーから探す
二重まぶた・目もと
顔
- 鼻
- あご・輪郭・小顔
- 口もと・くちびる・耳
- エイジングケア
ボディ
その他
- 婦人科・女性器
- 傷跡修正
- 男性器(包茎、長茎など)
- 入れ墨除去
- その他診療
※施術方法や施術の流れに関しましては、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
※ホームページ上で掲載されている価格は税込表示となっております。
※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。
※インバウンドの方の施術料金は通常料金とは異なります。詳しくはお問い合わせ下さい。
当サイトは高須クリニック在籍医師の監修のもとで掲載しております。




