
教えて、幹弥先生!
美容整形で一番痛い手術は何ですか?豊胸手術と扁桃腺の手術はどちらが痛いですか? 高須クリニック高須幹弥が動画で解説
美容整形で一番痛い手術は何ですか?
豊胸手術と扁桃腺の手術はどちらが痛いですか?
大胸筋下法と乳腺下法はどちらが痛い?
エラ削り、頬骨切り/削り、顎削りなどの顔面骨切り手術は?
二重まぶた切開法や鼻のシリコンプロテーゼは?
患者様からの様々な痛みの質問に高須幹弥がお答えします。
20代女性の方より、以下のご質問をいただきました。
「私は今、豊胸手術をすることを考えているのですが、扁桃腺の手術と豊胸手術だと術後はどちらの方が痛いですか?また、美容整形の手術の中では豊胸手術は痛い方ですか。詳しく教えていただきたいです。」
目次
本日は、20代女性の方よりいただいた「扁桃腺の手術と豊胸手術の痛みの比較、および美容整形の手術における豊胸手術の痛みの程度」に関するご質問について解説いたします。
扁桃腺の手術の痛みの実態
私自身、長年慢性扁桃炎を患っていたため、全身麻酔による扁桃腺切除手術を受けた経験があります。術後11日が経過した現在は痛みも和らぎ、通常通り仕事に復帰していますが、術後は非常に強い痛みを伴いました。
扁桃腺は口腔内の両側に位置しており、手術ではこれを切除します。切除跡は皮膚の欠損が大きくなるため、縫合することができません。つまり、喉の奥の両側に開いた状態の大きな生傷が残ることになります。
そのため、手術当日の夜は出血が続き、唾液を飲み込むことすら困難な痛みを伴います。私の場合も常に唾液を吐き出す状態で、激しい痛みにより睡眠をとることもできませんでした。翌日になっても、重湯をすすったり水を飲んだりするだけで強い痛みを感じるほどです。非常に辛い手術ですが、1週間程度経過すると大幅に症状は軽減していきます。

扁桃腺の手術と豊胸手術はどちらが痛い?
「豊胸手術と扁桃腺の手術はどちらが痛いか」という点についてですが、私自身は豊胸手術の経験がないため、医学的な見地からの推測を含めてお答えします。
結論から申し上げますと、間違いなく扁桃腺の手術の方が、術後の痛みや辛さは強いと考えられます。
その最大の理由は、先述の通り扁桃腺の手術は縫合できず、生傷が開いたままになるためです。患部が擦れたり空気に触れたりすることで、常にヒリヒリとした強い痛みが持続します。それに比べ、豊胸手術の切開部は丁寧に縫合されるため、同等の激しい痛みが持続することは通常ありません。
豊胸手術の痛みの強さが変わる3つの要因
とはいえ、豊胸手術の痛みも一律ではありません。主に以下の3つの要因によって痛みの程度が異なります。
① 術式
大きく分けて「乳腺下法」と「大胸筋下法」がありますが、大胸筋下法の方が乳腺下法に比べて痛みが強い傾向にあり、およそ1.5倍程度の痛みになると推測されます。
② 挿入するバッグの大きさ
挿入するバッグが大きくなるほど、広範囲の組織を剥離(はがすこと)する必要があるため、それに比例して痛みも強くなります。
③ 年齢
術後の経過を観察すると、若年層の方が痛みを強く訴え、年齢を重ねた方の方が痛みを感じにくい傾向にあります。これは、若い組織にはコラーゲンなどの線維組織が豊富で硬く、剥離の際に組織へのダメージが大きくなるためと考えられます。一方、加齢に伴って組織が柔らかくなると、スムーズな剥離が可能となり、ダメージが軽減されることで痛みも少なくなります。
豊胸手術の術後の経過と痛みについて
豊胸手術の術後に痛みを伴うのは、基本的に胸部のみです。切開部(脇など)は綺麗に縫合されているため痛みは少なく、主にプロテーゼを挿入するために組織を剥離した部位に痛みが生じます。
扁桃腺手術後のように、出血や激痛で夜も眠れないといった事態は通常起こりません。食事も通常通りに摂ることが可能です。痛みに敏感な方で「手術当日はあまり眠れなかった」とおっしゃるケースはありますが、扁桃腺の手術ほどの辛さはありません。
術後の症状として多く聞かれるのは、寝返りを打つ際や、横になった状態から起き上がる際の痛みです。特に術後1〜2日はその傾向が強いものの、一度起き上がってしまえば強い痛みは感じにくくなり、歩行などの日常生活はほぼ問題なく送ることができます。
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Before
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After(6ヶ月後)
豊胸手術(シリコンプロテーゼ)
豊胸手術(シリコンプロテーゼ)
| 豊胸手術(シリコンプロテーゼ) | ¥1,100,000(税込) |
|---|---|
| 高須幹弥医師の場合 豊胸手術(シリコンプロテーゼ) | ¥1,320,000(税込) |
【銀座高須クリニック、名古屋、大阪】
美容整形の中で豊胸手術は痛い方なのか?
「美容整形の手術の中で豊胸手術は痛い方ですか?」というご質問に関してですが、数ある美容整形手術の中では、痛みが強い部類に入ります。
二重まぶたの埋没法や切開法、鼻のプロテーゼ挿入などの顔面の手術は、手術範囲が狭く切開部も綺麗に縫合されるため、そこまで強い痛みは生じません。バッカルファット除去や顎のプロテーゼ挿入など、口腔内を切開する手術も同様に縫合によって痛みは抑えられます。
「美容整形手術の中で最も痛みが強いものは何か」と問われた場合、豊胸手術が筆頭に挙げられます。それに次いで痛みが強いのは、顔面の骨切り手術(エラ削り、顎先削り、頬骨切りなど)です。骨自体に知覚神経はありませんが、周囲の骨膜や皮膚が腫れて炎症を起こすことで痛みが生じます。しかし、骨切り手術後であっても食事や日常生活は通常通り可能であり、やはり扁桃腺手術に比べれば身体的負担は軽いと言えます。
また、鼻の骨切り手術も手術範囲が狭いため激しい痛みはありません。鼻筋の修正などでギプス固定が2週間程度必要になる煩わしさや、術後1週間程度は鼻呼吸がしづらくなる(口呼吸になる)といった不便さが生じる程度です。
結論:扁桃腺の手術を経験しているなら怖がらなくていい
結論として、豊胸手術は美容整形の中では痛みが強い手術に分類されますが、扁桃腺摘出手術に比べればはるかに軽度です。
ご質問者様は、すでに扁桃腺手術のあの激しい痛みを乗り越えられていらっしゃいます。そのため、豊胸手術の術後の痛みについて過度に恐れる必要はありません。ぜひ、前向きにご検討いただければと思います。

豊胸手術(シリコンプロテーゼ)
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