教えて、幹弥先生!

ボクシング、キック、柔道、柔術、プロレスなどの格闘技してても美容整形できますか?美容整形高須クリニック高須幹弥が動画で解説

ボクシング、キック、柔道、柔術、プロレスなどの格闘技してても美容整形できますか?Instagramフォロワー様からの質問に高須幹弥がお答えします。

公開日:2019・09・24出演:高須幹弥医師

Instagramのフォロワー様より、以下のご質問をいただきました。

「自分は格闘技をしているのですが、美容整形はできますか? 一応今考えている手術は、鼻のヒアルロン酸注射、切開二重、鼻先の耳介軟骨移植などです。ご回答よろしくお願いいたします。」

今日は、この「格闘技をしている方の美容整形」について、僕なりの考えを詳しくお話ししますね。

ご検討中の「鼻のヒアルロン酸・切開二重・耳介軟骨移植」はできる?

結論から言いますと、ご質問者様が考えていらっしゃる「鼻のヒアルロン酸注射」「切開二重」「鼻先の耳介軟骨移植」、この3つに関しては、格闘技をやっている方でも問題なくできます

まず、鼻のヒアルロン酸注射についてですね。注射をした直後、だいたい3日間ぐらいは格闘技をお休みしておいたほうが無難ですが、それ以降であれば全く問題ありません。 3日も経てばヒアルロン酸もある程度安定してきますから、多少お鼻を殴られてしまっても大丈夫です。

万が一、鼻の骨がグシャッと折れてしまうくらい強く殴られたとしたら、もちろんお鼻の骨自体には問題が起きますが、「ヒアルロン酸を打っていたから一大事になった」ということはまずないので、安心してくださいね。ちなみにヒアルロン酸は鼻だけでなく、唇や顎、涙袋、ほうれい線、バストなど、どの部位に入れても格闘技の妨げになることはありません。

次に、切開二重についてです。こちらは術後1週間で抜糸をします。抜糸の翌日くらいから格闘技を再開できなくはないんですが、まだ傷の奥が「生傷」の状態で、しっかりとくっついていないことがあるんですね。ですので、顔をバンバン殴られたり、ゴシゴシ擦られたりするような激しいスパーリングなどをする場合は、術後1ヶ月くらいは避けていただいたほうが無難です。1ヶ月経ってしっかり癒着すれば大丈夫です。

そして、鼻先の耳介軟骨移植ですね。こちらも切開二重と同じ考え方になります。術後1週間でもできなくはないですが、まだ癒着が弱い時期です。1ヶ月経てば、しっかり組織が癒着して動かなくなるので、多少鼻先を擦られたり殴られたりしても問題ありません。激しい格闘技は、やはり術後1ヶ月経ってから再開するようにしてくださいね。

現役中は避けたほうが無難な手術とは?(鼻・顎のプロテーゼなど)

ご希望の手術は問題ないとお伝えしましたが、逆に「格闘技をしている間は避けたほうがいいですよ」と僕がお伝えしている手術もあります。

その代表的なものが、鼻のシリコンプロテーゼですね。絶対にできないというわけではないのですが、先ほどもお話ししたような「鼻の骨が折れるほどの強い衝撃」が加わったときのことを考えてみてください。鼻の骨が折れると同時に、中に入っているプロテーゼが飛び出してしまうリスクがあるんです。

複雑骨折などで皮膚の表面に傷がつくこともありますし、何より鼻の奥、粘膜側が裂けてしまうことが多いんですね。そこから大出血して鼻血がダーダー出たときに、裏側にプロテーゼが露出してしまうことがあります。これは非常に不潔な状態で、すぐにプロテーゼを摘出しないといけなくなるんです。せっかく綺麗に入れるための手術をしたのに、そんな一大事になったら悲しいですよね。ですから、あえて現役でバンバン格闘技をやっている時期に、鼻のプロテーゼを入れる必要はないんじゃないかな、というのが僕の意見です。鼻のプロテーゼは、格闘技を完全に引退してからゆっくり考えましょう

また、同じお鼻の手術でも「鼻中隔延長」も注意が必要です。これは軟骨などの組織を中に入れて、無理やり鼻先をツンと出す手術なので、どうしても鼻先の皮膚に負担がかかっています。当然、強い衝撃には弱いんですよね。ですから、鼻中隔延長も引退してからの方が無難だと思いますよ。同じ鼻の手術でも、「小鼻縮小」や「鼻尖縮小」であれば、1ヶ月空ければ普通に激しい格闘技をやってもらって大丈夫です。

ちなみに、顎のシリコンプロテーゼも微妙なところです。顎も強い衝撃がバンバン加わる部位ですよね。異物を永久的に挿入する手術は、やはり強い衝撃で腫れ上がってきたりするリスクがゼロではありません。現役中はヒアルロン酸注射で顎を出して、プロテーゼは引退後をおすすめすることが多いですね。

二重の「埋没法」とその他の目元の手術について

続いて、目元の手術についてもう少し詳しくお話ししますね。

二重の手術といえば、切開法のほかに「埋没法」がありますよね。埋没法も、術後3日ほど経って大きな腫れが引いていれば格闘技自体は可能です。ただ、埋没法はあくまで「糸で留めて二重を作る手術」なんですよね。

格闘技特有の強い衝撃で顔をバンバン殴られたり、あるいは柔道や柔術などで道着や畳に顔をゴシゴシと強く擦り付けられたりすると、その衝撃で糸が緩んだり、プチッと切れたりして、二重が元に戻ってしまうリスクは否定できません。「二重が戻るだけで済む」とも言えるのですが、せっかく手術をしたのに戻りやすい環境に身を置くのは少しもったいない気もしますよね。格闘技はできますが、「戻りやすいかもしれない」ということは頭に入れておいてください。

一方、ご質問者様が希望されている切開の二重なら、内部で強い癒着をさせて「戻らない二重」を作りますから、格闘技で擦れたり殴られたりしたからといって二重の癒着が取れて元に戻るようなことは、通常はありませんよ。

その他の目元の手術、例えば目頭切開、目尻切開、眼瞼下垂の手術などについても、切開の二重と同じです。ダウンタイムをしっかり取って、1ヶ月くらい間を空けていただければ、その後は普通に激しい格闘技をしていただいて大丈夫です。

  • Before

  • After(3ヶ月後)

二重まぶた・全切開法

二重まぶた・全切開法
片目¥148,500(税込)
両目¥275,000(税込)
高須幹弥医師の場合 片目¥192,500(税込)
高須幹弥医師の場合 両目¥385,000(税込)
脂肪切除をする場合や埋没法の糸を抜去する場合の費用も含まれております。

【全院】

骨切り、リフトアップ、豊胸手術などはできる?

では、それ以外の美容整形はどうでしょうか? 実は、ダウンタイムさえ過ぎてしまえば、ほとんどの手術は格闘技をしていても問題なくできるんです。

たとえば、唇を薄くする手術、お顔への脂肪注入、エラや顎・頬骨などの本格的な骨切り手術なんかも、しっかりダウンタイムを終えて骨や組織が安定すれば格闘技への復帰は可能です。

若返りのための「糸のリフト」や、切開する「フェイスリフト」などもできますよ。術後1ヶ月くらいはあまり強く顔をゴシゴシされるのは良くないので、1ヶ月ほど格闘技をお休みしていただければ問題なくできます

それから、豊胸手術をされる方も、格闘技をやっている方の中にはいらっしゃいます。女子プロレスラーの方などで時々ご相談を受けますね。豊胸手術も、術後1ヶ月経てばプロレスなどの激しい競技もできますよ

「プロテーゼ(バッグ)を入れて胸を殴られても破れないの?」と心配されるかもしれませんが、今の豊胸プロテーゼは、乳腺の下や大胸筋の下などある程度深いところに入れますし、素材自体が弾力性のある柔らかいふにゃふにゃしたものなので、強い衝撃が加わってもまず大丈夫です。

30年くらい前に主流だった生理食塩水バッグだと、強い衝撃で破損して水が中で漏れてしまうこともあり得ました(漏れても体に害はないんですけどね)。でも、現在使われている「コヒーシブシリコンジェルバッグ」であれば、プロレスをやっても破損する心配はありませんので安心してくださいね。

もちろん、体への脂肪吸引や脂肪注入といった手術も、1ヶ月程度のダウンタイムの後は格闘技に復帰して大丈夫ですよ。

まとめ:カウンセリングで「格闘技をしている」と教えてください

いろんな格闘技がありますけれど、最近は総合格闘技をやっているという方がなぜかとても多いんですよね。ブームなんですかね。他にも、キックボクシング、ボクシング、柔道、柔術、空手、プロレスなど、さまざまなバックグラウンドを持つ方が美容整形のご相談にいらっしゃいます。

今日お話ししたように、現役でバリバリ格闘技をやっていてもできる施術はたくさんありますし、逆に引退してからの方が安全な施術もあります

ですから、もし美容整形をお考えの格闘家の方がいらっしゃいましたら、カウンセリングの時にぜひ「僕(私)、格闘技やってます!」と遠慮なく教えてくださいね

どんな競技をどのくらいの頻度でやっているのか、どんな衝撃が加わりやすいのかが分かれば、僕ら医師のほうも「それならこの手術の方がおすすめですよ」「この手術は引退するまで待ってみませんか?」と、あなたに一番合った安全な提案がしやすくなりますからね。ダウンタイムの過ごし方なども含めて、一緒にベストな方法を考えていきましょう。ご来院をお待ちしております。

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