教えて、幹弥先生!

二重まぶた切開法をして、6ヶ月経ってなくても幅を狭く修正してもらえますか? 高須クリニック高須幹弥が動画で解説

二重まぶた切開法をして、6ヶ月経ってなくても幅を狭く修正してもらえますか?他院で二重まぶた全切開法をして、幅広平行型二重を作り、まだ腫れている状態で、狭くする修正手術はできますか?
その場合のリスクについて高須幹弥がお答えします。

公開日:2015・12・14出演:高須幹弥医師
二重まぶた切開法をして、6ヶ月経ってなくても幅を狭く修正してもらえますか? 高須クリニック高須幹弥が動画で解説

A-本日は、21歳、女性の方からのご質問です。
私は1ヶ月前に家の近所にある某美容クリニックで二重まぶた全切開法を受けました。目を開けた状態で二重の幅が2ミリ 見えるようにお願いしたのに、測ってみると4ミリあり明らかに二重の幅が広すぎて、不自然で失敗です。担当の医者に検診に見せに行っても「まだ腫れているからもう少し様子を見てください」というだけです。二重切開を受けた人のブログとか見ても、1ヶ月でそんなに腫れている人はいなく、もうほとんど腫れていないはずです。幹弥先生なら狭くする修正手術はしてくれますか。よろしくお願いします。とのことです。

幹弥先生はい、分かりました。まず1ヶ月ですもんね、まだね。じゃ、間違いなくまだ腫れてますわね。平均すると切開の二重して完全に腫れが引くのはやっぱり6ヶ月かかるから、本来6ヶ月待って完全に腫れが引いた状態で自分の顔を評価するべきですね。それで手術が失敗か成功かって判断すべきなんだけど、1ヶ月後だったらほぼ全員腫れてて幅が予定より広いから、まず待つべきですよね。腫れてるときは必ず二重の幅が広くなってますんで、最初に設定した二重の幅が広ければ広いほど、さらに広くなって腫れは目立つし広くなるから、焦っちゃってるっていうのもあると思いますね。ただ6ヶ月ぐらいたって完全に腫れが引いて手術前に自分が希望していた幅まで狭くなるかどうか分からないんですけどね。今よりは狭くなるのは間違いないですね。腫れてて幅が広いとみんな焦るんですよね。冷静な人が多いんだけど、やっぱり焦る人が多くて、ひょっとしたら自分の顔は一生このまんまなんじゃないかってパニックになっちゃって、これはもう失敗だって思い込んじゃって、狭くする修正をすぐにしないといけないって思い込んじゃう人は、多いですよね。

僕の患者さんでも、二重の切開法やるときなんかは、最初のカウンセリングで必ず「完全に腫れが引いて完成するまで6ヶ月かかります」って話すんだけど、術後1ヶ月ぐらいで検診に来られて、「二重の幅が希望したよりも広い」と。「これ失敗だ」って「すぐに狭く修正してくれ」って来る人、時々いますね。そういう人たちみんなね、すごい焦っててインターネットとかでいろんなホームページとか、手術受けた人のブログとか見ていると、自分と比べると他の人のほうが腫れが引くのが早いから、私は腫れが引いたとしても絶対に希望してたよりも広くなってるはずだって思い込んですぐに修正へ手術を希望しに来る人いますけど「取りあえず待ってください」って説得して、6ヶ月たってまた来てもらうと、「やっぱり大丈夫でした。先生の言ったとおり、6ヶ月待ったらちょうどいい幅になりました。あんときはごめんなさい」っていう人多いですけどね。

あと、手術前に目を開けた状態で2ミリ の幅でっていうふうに先生に指定したみたいだけど、それはね、あんまりおすすめしないですね。目開けた状態で何ミリでお願いしますっていう人は大抵失敗しますね。やっぱり、目開けたときの二重の幅って、目の開ける力の入れ方とか眉毛を上げるか下げるかとかあと鏡見たときでもこうやって顎引けば狭くなるし顎上げれば広くなるし、目開けたとの二重の幅はちょっとしたことですごく変わりますね。普通に目開けてまっすぐ見て二重の幅が2ミリでも、顎引いてくっと目力入れれば0ミリ で奥二重になるし、顎上げてわーっとすれば4ミリ、 5ミリ になることがあるから。まずね、目開けて何ミリでお願いします、っていうこと自体が駄目ですわ。それはね、やっちゃいけないですね。僕の患者さんでもよくそういうふうに言う人いるんだけど、取りあえず鏡見てこうやって重瞼棒を当てて、「この状態で判断すべきだよ」っていうふうに言いますね。で、すぐに修正手術してくれますかって最後言ってたけれど、やっぱり待ったほうがいいですね、6ヶ月。

A-半年は必ず。

幹弥先生そう。術後6ヶ月待ったほうがいいですね。やっぱり待ってから修正するほうが、修正するにしてもやりやすいですよね。狭く修正してっていうご要望でも、腫れてる状態で見ても、じゃあ腫れが引けばどれぐらい狭くなるのか、どれくらい狭くするのがご希望なのかっていうのは、やっぱり設定しにくいよね。どうせ狭く修正するなら完全に腫れが引いて落ち着いてる状態でカウンセリングして診察して、じゃあこれぐらい狭くしましょうかって決めてやるべきですよね。

そもそも術後1ヶ月だと、むくんでるし傷もまだ赤くて硬くて引きつってたりするからやりにくいですね。ある程度瘢痕がやわらかくなってメスも入れて剥がしやすくなってから修正手術したほうがやりやすいし、どれぐらい狭くできるか、っていうのも手術前に分かりますのでね。腫れてる状態で診察してもどれぐらい狭くできるかって分からないことが多いんだよね。

狭くする修正手術って、大抵前の切開線を含めて切るかあるいは前の切開線をもう一度切って、それよりもまつ毛側の皮膚を切除して下のほうに新たに二重のラインを作り直すっていう修正をすることが多いので、あんまり皮膚を切りとりすぎて狭くし過ぎちゃうと、目が閉じなくなっちゃったりとか、あるいは、まつ毛が上に引っ張られてめくれて粘膜が出ちゃうような不自然な二重になることがあるからやっぱり腫れが引いた状態で、これぐらいは皮膚切除できるなと、これぐらい狭くできるな、って予想を立ててデザインして手術するほうがきれいな仕上がりになるし、悔いは残らないですね。どうしても腫れてる状態で狭くするとなると、ちょっと控えめにやっちゃうから。大きなトラブルを起こさないようにしないといけないから、皮膚の切除量も気持ち控えめにしたりとかしちゃうから、やっぱり腫れ引いてからやったほうがいいよね。全くできないわけじゃないんだけど。

A-テストが6ヶ月っていうことですか。

幹弥先生6ヶ月以上だね。厳密に言えば、待てば待つだけいいね。1年とか2年とか待ってからやるとよりやりやすいんだけど、最低でも6ヶ月待ったほうがいいですね。なので、他院でよく二重の幅広く作られちゃって修正してくださいって、狭くしてくださいって来る人いて、「6ヶ月以上たってれば、もういつでもやりますよ」って言うんだけど、1ヶ月後とか2ヶ月後とかまだ腫れてる状態で来られて「すぐやってください」って人がよくいるんですよね。そういう人って焦ってる人もいるんだけど、例えば今が12月で、2月から新しい職場に就職するのでそれまでの間に腫れが引かないと困る。だからすぐやってくれっていう人いるんだけど困っちゃいますよね。それはその人の事情なので。どうしてもって言う場合は「本当は6ヶ月以上待ってからやるほうが、最善のコンディションでやるわけだからいい仕上がりになるし、あなたも納得するし、僕も100パーセントの力が出せてあなたも納得すると思うから待つべきなんだけど」って言うんだけど、どうしてもって言うんだったら「コンディション悪いけれど、無理ない程度に狭くします」ってやることは実際あるんだけど、その人の事情があってどうしてもっていう場合はね。本当はやりたくないんですけどね。

二重の幅狭く修正してっていう手術ね、実はよく来るんですわ。他院でやって6ヶ月以上たった後でも。僕のとことろにもすごくよく来て、普通に最初から二重の切開してって人と同じぐらい来る日もあるね。やっぱりそういう患者さんはね、よその国で断られて、行く所がないからここに来てるって人も多いと思いますけどね。難しいからね、狭くする手術って。下手に皮膚切除し過ぎると、さっき言ったみたいに目が閉じなくなったり、めくれて粘膜が見えちゃったりするし。あるいは既に最初の切開の二重で皮膚を取られちゃって、もう切除する皮膚がなくて狭くできないっていう人もね、中にはいるし。

A-修正は不可能っていう方がいらっしゃるんです?

幹弥先生いるね。やっぱり最初の手術で皮膚取られちゃってると駄目ですね。幅広い平行型二重とか作る場合は皮膚切除しないでやるほうがいいっていうのも一理ありますよね。そうすれば後で気が変わったときとか後悔したときに、ある程度狭く修正できるから。それでもやっぱり最初の切開線がすごく上ですごく広い二重作ってると切除できる皮膚の量も限界があるから、結局は目開けたときの二重の幅が1割か2割ぐらいしか狭くできないっていうこともあるんだよね。

中にはすごい幅広い二重作って狭い二重とか奥二重にしてっていう人いるんだけど、できないことも多いよね。皮膚を切除しないで前回の切開線の下で皮膚を切除して二重の幅を狭くするっていう方法もなくはないんだけど、やっぱりうまくいかないことが多いんだよね。やっぱり二重ってまぶたが開いて上にボリュームが乗っかるから二重になるんだけど、前回の手術で上のほうを切られてボリュームが足りなかったりすると下のラインで切ってもね、ボリュームがかぶさらなくて結局前の二重のラインが勝っちゃって、変わらなかったりとか三重になったりとかすることが多いから。やっぱりね、基本は僕は皮膚切除して狭くするようにしてるね。そのほうが成功率が圧倒的に高いからね。

A-なるほど。

幹弥先生はい、まあ、そんなところですかね。

A-ではどうしても修正してほしいときは焦りは禁物ということで、まずは時間を待つのがベストですね。

幹弥先生まあそうなんですけど。言うのは簡単なんだけれど。みんなそう言ってんだけど、でもほとんどの人が「すぐやってください」っていうから困っちゃうんだけどね。

A-そうですよね。

幹弥先生何か事情があるとか、待てないとか、外に出れないとかそういう人が多いから、正直困ることが多いです。

A-そうですね。できれば待っていただくのがベストですかね。

幹弥先生口で言うのは簡単だけど。

A-はい、じゃあ幹弥先生本日もありがとうございました。

幹弥先生はい、ありがとうございました。

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