
あのちゃんが整形否定派をディスったことについて。
あのちゃんが整形否定派をディスったことについて。Instagramフォロワー様からの質問に高須幹弥がお答えします。
【幹弥先生の見解】あのちゃんの「整形否定派ディス」について
今日はInstagramのフォロワー様から、「あのちゃんが整形否定派をディスった件について、幹弥先生のご意見を聞かせてください」というご質問をいただきました。
ネットニュースでも話題になっていた件ですが、整形賛成派と否定派の対立は昔からずっとある話です。僕の率直な意見を、美容外科医の視点からお話しさせていただきます。

目次
あのちゃんの発言の経緯と結論:「あのちゃんは悪くない」
あのちゃんはInstagramのストーリーズで、フォロワーからの「整形したいが周りからひどい言葉を言われた。整形はダメなことか?」という質問に対し、
「ダメなことじゃないですね。可愛くなろうとしている女の子の見た目に、ああだこうだ言ってくるセンスのないボケ野郎たちは、自分の醜さをさらしているのといっしょ。そんなこと言う人より自分をもっと良くしようと思って進むあなたの勇気や努力の方が何倍も素敵よ。」
と答えました。
対してネット上で賛否が分かれているのですが、僕の結論は「あのちゃんは悪くない」です。
彼女の立場や、今の若い世代の感覚からすれば、当然の回答なんです。
時代は変わった:若い世代は「整形肯定派」がマジョリティ
昔と違って、今は整形をする人がかなり増え、市民権を得てきました。特に10代・20代の若い女の子たちの間では、整形に対して昔ほどの抵抗がありません。
アンケートを見ても、「整形に興味がある」「将来整形したい」という整形肯定派が過半数なんです。もうマジョリティなんですよ。
あのちゃんは今の10代・20代のカリスマ的な存在ですから、彼女の立場からすれば、整形を否定すれば、すでに整形をしている子や、前向きに考えている子たちを否定することになり、同世代から反感を買ってしまうことになります。だから、あのちゃんが肯定派の意見を言うのは、ある意味、自然な流れなんですね。
過去の流行から見る「否定から肯定への流れ」
世の中の「正しいか、正しくないか」という世論は、結局多数決で決まるんです。
昔を振り返ってみてください。
- ミニスカート:「はしたない」「破廉恥だ」と否定されましたが、履く人が増えたら誰も何も言わなくなりました。
- 茶髪・金髪:一昔前は「けしからん」「不良だ」と言われましたが、今はおじいちゃんでも金髪にしていますよね。
- ピアス:「親からもらった体に穴を開けるな」と言われましたが、今そう言う人はほとんどいません。
マイノリティの時は否定されますが、母数が増えてマジョリティに近づくと、否定する人はいなくなるんです。整形もまさにこの流れの中にいるということです。昔は超マイノリティでしたが、今はだいぶマジョリティになってきた。あとは時間の問題でしょう。
「ダメな整形」と「ダメじゃない整形」の線引き
整形も一括りにはできません。美容外科医から見て、ダメな整形とダメじゃない整形があります。
ダメじゃない整形(やるべき整形)
- バランス改善:その人の顔のバランスの悪いところを整え、第三者が見て「やってよかった」と肯定的に評価できる変化を出すこと。
- 将来的な安全性の確保:過度な鼻中隔延長や不必要な顔面脂肪注入など、将来的に軟骨が浮き出たり、ボコボコになったりするリスクの高い手術は避け、安全性を考慮した手術を行うこと。
ダメな整形(僕が撲滅したい整形)
- バランスを崩す整形:本人が気に入っていても、顔全体のバランスを崩して悪くしてしまう整形。
- ぼったくり整形:「3万円でできます」と広告しておいて、実際来たら「あなたのまぶたは50万円の特殊な方法じゃないとダメです」と嘘を言ってぼったくるアップセル(追加勧誘)。
- 整形依存症:精神的に病んでおり、醜形恐怖症などから必要のない整形を繰り返して顔がおかしくなってしまう場合。これはドクターストップをかけて、認知の歪みを修正する必要があります。
ルッキズム助長論と「ガチャ」の不公平さ
「美容外科医がルッキズムを助長しているんだ」という意見が必ずコメント欄に来ると思いますが、これは正直、その通りだと思います。
しかし、僕はこう考えます。この世の中はなんだかんだ言って、ビジュアルが良い人の方が有利です。そして、ビジュアルの良さは生まれつきの遺伝子で9割決まる、完全に「ガチャ」の世界なんです。可愛いか、イケメンか、足が長いか、顔が小さいか。これは自分で選べない、非常に不公平な現実です。
美容整形は、この生まれつきの不公平な「ガチャ」の差を、ある程度安全に、自然なデザインで埋めてあげることができる手段なんです。糸のように細い目で睨んでいるように見えてしまう方が、切開して脂肪を取って、綺麗なパッチリ二重にすれば、絶対に良くなります。生まれつきのディスアドバンテージを埋めてあげることは、悪いことではないと僕は思います。

結局、中身が大事 vs. 現実はビジュアルが有利
「人間は外見だけじゃない、中身が重要だ」という意見もわかりますが、現実的な話をしましょう。
中身が全く同じで、可愛い子とあんまり可愛くない子がいたら、可愛い子が選ばれるんです。恋愛でも、結婚でも、仕事の面接でも、ビジュアルが良い方が有利なのは紛れもない事実です。
「人間は中身が重要だ」と主張する方は、たいてい自分もビジュアルが良かったり、可愛い彼女・奥さんがいることが多いんです。もし本当に外見が関係ないと言うなら、恋愛強者3割・恋愛弱者3割の下の3割の人たちと結婚して幸せにしてあげてほしいと僕は思います。
結局、人間は本能的に美しいものを好むんです。ゴキブリより猫や子犬を可愛がるのと同じで、自分の顔や体を美しくしたいという本能がある。節度をわきまえてうまく付き合っていけるなら、美容整形は決して悪いものではないというのが僕の持論です。
美容整形との正しい付き合い方
整形は、アルコールやギャンブル、ホストなどと同じで、ほどほどにしておけば悪いものではありません。うまく付き合っていけるかどうかです。
依存症になってしまう人は、ドーパミンに頼ってしまい、際限なく繰り返して顔がおかしくなってしまいます。こういう人は精神的な病(醜形恐怖症)を抱えていることが多いので、まずは認知の歪みを修正し、必要のない整形は絶対しないという強い意志を持つことが大事です。
節度を持って、正しく美容整形と付き合っていく分には、僕は肯定的な立場です。

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