


教えて、幹弥先生!
二重まぶた切開の手術中は痛いですか?感覚はありますか?意識はありますか?音とか聞こえるんですか?注意することはありますか? 高須クリニック高須幹弥が動画で解説
二重まぶた切開の手術中は痛いですか?感覚や意識はありますか?手術中の音は聞こえるんですか?手術前に注意をすることはありますか?20代女性ブログ読者様からの質問に高須幹弥がお答えします。
目次
はじめに — ブログ読者様からのご質問
20代女性のブログ読者様から「私は、二重切開を考えており、手術するなら絶対幹弥先生にしてもらいたいと思っています。でも私はすごく怖がりで痛がりです。手術は痛いですか?どれくらい痛いですか?手術中意識はありますか?静脈麻酔で寝た状態ではしてもらえませんか?局所麻酔だけでやるとどんな感じなんですか?手術中音とか聞こえるんですか?自分はどうしていれば良いんですか?何か気を付けることとかはありますか?」というご質問をいただきました。
二重切開手術は痛いですか?
二重まぶた切開手術は、原則として局所麻酔のみで行います。
手術の際は、まず麻酔クリームと麻酔の目薬を使用し、その後、細い針でまぶたの皮膚に麻酔を注射します。痛みを感じるのは、基本的に最初の麻酔の注射の時だけです。手術中は麻酔が効いているため、通常は痛みを感じることはありません。
手術中の意識と麻酔について

全身麻酔や静脈麻酔、笑気麻酔は、原則として二重切開手術では行いません。
これは、手術中に患者様に目を開けていただき、二重のラインが綺麗にできているか、ご要望通りになっているかを確認する必要がある場合があるためです。
全身麻酔でも手術は可能ですが、局所麻酔の方が仕上がりが綺麗になりやすく、手術自体も全身麻酔を必要とするほどのものではないと考えています。
静脈麻酔や笑気麻酔は意識レベルが低下するため、手術中にしっかりと目を開けていただくことが難しく、お勧めできません。
ただし、多動症などでどうしても落ち着いて手術を受けられない患者様の場合には、安全を考慮して全身麻酔を選択することがあります。全身麻酔は麻酔医が付きっきりで管理し、完全に眠った状態で行うことができます。
局所麻酔のみで行う場合
局所麻酔のみで手術を行う場合、意識はあります。痛みはありませんが、触られている感覚はあります。手術中に器具で触られたり、引っ張られたりする感覚が気になる方もいらっしゃいますが、それは局所麻酔時の普通の感覚ですのでご安心ください。
手術中に気をつけること
手術中に最も気をつけていただきたいことは、力を抜いてリラックスし、手術を全て医師に任せることです。
余計なことを考えたり、怖がったりして体に力が入ると、体が動いてしまい、手術の妨げになることがあります。手術中に動いたり、力んだりすることは、仕上がりに悪影響を及ぼす可能性があり、ご自身の不利益にしかなりません。
手術を行う医師は、ミリ単位の繊細な作業を行っています。1ミリでも切開ラインがずれると、二重の幅が大きく変わったり、左右差が生じたりする可能性があります。また、縫合の際にも、体が動くと丁寧に縫うことができず、傷跡が汚くなったり、段差ができたりすることがあります。
手術が上手な医師であれば、多少の動きや力みにも対応できる場合がありますが、そうでない場合、仕上がりに大きな影響が出ることがあります。
手術中に動いてしまう方には、「動くと仕上がりが悪くなりますよ」と声をかけると、多くの方が動きを止めてくださいます。
怖い気持ちから力が入ったり動いたりしてしまうのは理解できますが、医師に任せるという気持ちを持つことが大切です。
手術中の感覚について
手術中は、最初の麻酔の注射以外に強い痛みを感じることはほとんどありません。麻酔のクリームを使用し、非常に細い針で麻酔注射をします。また、注射する麻酔薬も痛みを軽減するためにpHを体液に近づけています。
多くの方が、手術後に「全然痛くなかった」とおっしゃいます。
手術中は意識があるため、皮膚を切開されたり、内部の組織を処理されたり、糸で縫合されたりする際の触覚はあります。
脂肪が多い場合は、脂肪を引っ張って取り除く際に引っ張られるような感覚があります。
また、過去に埋没法を受けて糸が残っている場合、それを取る際に少し引っ張られるような感覚や、パチンという音がすることがあります。
これらの感覚はありますが、基本的に痛みはありませんのでご安心ください。もし、どうしても痛みを感じる場合は、遠慮なくお申し付けください。必要に応じて麻酔を追加します。
ただし、実際には痛くないのに、怖さから「痛い」と言ってしまう方もいらっしゃいます。
麻酔を過剰に追加すると、腫れが強くなり、術後の腫れが引くのが遅れる可能性があるため、本当に痛い場合にのみお伝えいただくようお願いいたします。
手術中に、眼球をどの方向に向ければ良いか質問されることがありますが、目は閉じたままで、特に意識する必要はありません。ただし、目を閉じた状態でキョロキョロと動かすと、まぶたの表面も動いてしまうため、避けてください。
その他(眼球の位置、音楽、会話)

手術中に音楽を聴くことは全く問題ありません。イヤホンで聴いていただいて構いません。
ただし、手術中に会話をする可能性もあるため、音量を上げすぎないようにしてください。
手術中に医師と会話することも可能です。不安な場合は、遠慮なく話しかけてください。趣味や最近見た映画、好きな音楽など、どんな話題でも構いません。ただし、メスで切開している最中などに頷いたりするのは危険ですのでおやめください。
手術への心構え
二重切開手術は、力を抜いてリラックスし、医師に全てを任せていただくことが最も大切です。余計な心配や力みは、ご自身の不利益につながるだけです。
予防接種の注射の際に騒ぐ子供と同じで、騒いでも結局注射はされますし、場合によっては何度も針を刺されることになりかねません。賢い子供は、先生に協力した方が早く終わることを理解しています。
美容整形の手術も同様です。特に細かい二重のラインをご希望される方ほど、リラックスすることが重要です。ご自身の体の力を抜き、安心して手術を受けてください。
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